特許
J-GLOBAL ID:200903065892776105

無線通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-102272
公開番号(公開出願番号):特開平10-294704
出願日: 1997年04月18日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】【課題】 時分割に係るタイムスロットを管理する専用の基地局を設けることなく1対1の通信を複数組で行えるようにする。【解決手段】 全ての無線局は受信状態にセットし、現在の通信状況を監視する。ある無線局(発呼局)が他の局と通信を開始する場合、タイムスロットの使用状態を確認し(タイムスロット判別部6)、他局が通信を行っていないときには所定数からなるタイムスロットの1番目位置に自局を割り当て(タイムスロット決定部7)、所要データの送信を開始する(送信部3)。該1番目位置のタイムスロットを使用した発呼局は疑似基地局となり、該1番目のタイムスロットが他の無線局相互間で通信を開始する場合の時分割上のタイミング基準となる。受呼局側は送信データ中に含まれている発呼局使用のタイムスロットに係るデータを基に、自局のタイムスロット位置を決定し応答送信する。
請求項(抜粋):
1フレーム期間を所定数のタイムスロットに分けて構成してなる時分割フォーマットに基づいた、複数の他局より発せられた所定の変調方式による無線通信信号を受信し、データを復調する受信手段と、前記受信手段による受信復調出力を基にタイムスロットの現在の使用状態を判別するタイムスロット判別部と、前記タイムスロット判別部による判別に基づき、自局が発呼局となるときに発呼の送信を所要位置のタイムスロットへ決定するタイムスロット決定部と、前記タイムスロット決定部により決定されたタイムスロットの位置に係るデータを記憶するメモリ部と、前記決定された自局のタイムスロット時に、所定の変調方式に基づく無線通信信号により所要データを送信する送信手段と、前記受信手段よりの受信復調出力を基に前記タイムスロット判別部、タイムスロット決定部、メモリ部及び送信手段とを制御する制御部とを備えてなることを特徴とする無線通信装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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