特許
J-GLOBAL ID:200903065903872438

骨伝導性を有する金属材料およびその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原田 卓治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-151645
公開番号(公開出願番号):特開平9-308681
出願日: 1996年05月23日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】 ハイドロキシアパタイト(HAP)の析出速度を向上できる骨伝導性を有する金属材料およびその製造法を提供すること。【解決手段】 生体用の基材金属2の表面に表面処理層3として、カルシウムの全てを酸化物あるいは水酸化物として存在させるとともに、基材金属元素の酸化物を存在させ、かつこれらの少なくとも一部がアモルファス構造または結晶粒径が100nm以下の結晶構造(ここでは、ナノ結晶構造と称する。)とするようにする。これにより、金属状態のカルシウムによる生体への不適合性を無くし、しかも通常の結晶構造を持たないようにして骨伝導性に優れた金属材料を得る。
請求項(抜粋):
生体用の基材金属材料の表面に、カルシウムを酸化物あるいは水酸化物として存在させるとともに、前記基材金属元素の酸化物を存在させ、これらの少なくとも一部がアモルファス構造または結晶粒径が100nm以下の結晶構造の表面処理層を備えてなることを特徴とする骨伝導性を有する金属材料。
IPC (2件):
A61L 27/00 ,  A61F 2/28
FI (2件):
A61L 27/00 M ,  A61F 2/28
引用特許:
審査官引用 (5件)
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