特許
J-GLOBAL ID:200903065983045421

マイクロフルーイディクチャンネルにおける薄い懸濁液の速度分布の測定方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 角田 嘉宏 ,  古川 安航 ,  西谷 俊男 ,  幅 慶司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-216393
公開番号(公開出願番号):特開2006-126170
出願日: 2005年07月26日
公開日(公表日): 2006年05月18日
要約:
【課題】 マイクロフルーイディクチャンネル(microfluidic channel)内に流れる薄い懸濁液の速度分布を測定する方法、前記速度分布の測定方法に用いられるマイクロフルーイディクチップ、及び前記マイクロフルーイディクチップの製造方法を提供する。【解決手段】 (a)マイクロフルーイディクチャンネル内を蛍光顕微鏡で撮影して映像データを得る段階、(b)前記映像データをフィルタリングして一つの色からなる映像データを得る段階、(c)前記映像データで、懸濁粒子の軌跡が表れた部分の光の強度をピクセル単位で数値化して行列を作る段階、(d)前記行列を粒子の進行方向に対して数値微分する段階、(e)雑音を除去するために前記数値微分された行列の各元素を平均化する段階、(f)前記平均化された値のうち、最大値および最小値を表すピクセル間の距離を計算する段階、(g)前記距離から粒子速度を測定する段階よりなる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
マイクロフルーイディクチャンネル(microfluidic channel)内に流れる懸濁液の速度分布を測定する方法として マイクロフルーイディクチャンネル内を蛍光顕微鏡で撮影し、その映像データを得る段階(a); 前記映像データをフィルタリングして光の三原色のうち、任意の二つの色を除去することで、残った一つの色からなる映像データを得る段階(b); 前記映像データで、前記懸濁液のうち、粒子の軌跡が表われた部分の光の強度をピクセル(pixel)単位で数値化し、行列(matrix)を作る段階(c); 前記行列を粒子の進行方向に対して数値微分する段階(d); 雑音を除去するため、前記数値微分された行列の各元素を平均化する段階(e); 前記平均化された値のうち、最大値を表すピクセル及び最小値を表すピクセルの間の距離を計算する段階(f);及び 前記距離から前記粒子の速度を測定する段階(g)、 以上の段階を含む特徴のある速度分布の測定方法。
IPC (3件):
G01P 3/36 ,  G01N 21/05 ,  G01N 37/00
FI (3件):
G01P3/36 C ,  G01N21/05 ,  G01N37/00 101
Fターム (8件):
2G057AA04 ,  2G057AC01 ,  2G057BA05 ,  2G057BB01 ,  2G057BB06 ,  2G057BD04 ,  2G057DB05 ,  2G057DC07
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 蛍光検出容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-083699   出願人:オリンパス光学工業株式会社

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