特許
J-GLOBAL ID:200903066009808848

カチオン性表面サイズ剤、及び当該サイズ剤を塗工した紙

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊永 博隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-045440
公開番号(公開出願番号):特開2006-161259
出願日: 2005年02月22日
公開日(公表日): 2006年06月22日
要約:
【課題】 内添サイズ剤を含まない紙に対してもサイズ効果を高め、少量の有機溶剤中での溶液重合を可能にして生産性を高める。【解決手段】 (a)3級アミノ基含有モノマーと、(b)C1〜C4アルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレートと、(c)スチレン類とを重合して得られる共重合体を4級化剤によりカチオン処理し、或は4級化しないカチオン性表面サイズ剤において、成分(a)が15〜35重量%、成分(b)が30〜85重量%、成分(c)が50重量%以下であって、成分(a)〜(c)を連鎖移動剤の存在下に有機溶剤中で溶液重合したカチオン性表面サイズ剤である。スチレン類を少なくして、特定種のモノマーを特定の比率で溶液重合するため、共重合性が良くなって共重合成分の溶解性が促進されるため、サイズ剤無内添紙にも通常量の塗工で高いサイズ効果が得られる。また、共重合体は少量の溶剤にも良好に溶解するため、溶剤の留去を省略し、或は蒸留工程を簡略化(即ち、短縮化)できる。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
(a)3級アミノ基含有モノマーと、 (b)C1〜C4アルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレートと、 (c)スチレン類とを 重合して得られる共重合体を4級化剤によりカチオン処理したカチオン性表面サイズ剤において、 成分(a)が15〜35重量%、成分(b)が30〜85重量%、成分(c)が50重量%以下であって、 これらの成分(a)〜(c)を連鎖移動剤の存在下に有機溶剤中で溶液重合することを特徴とするカチオン性表面サイズ剤。
IPC (3件):
D21H 19/20 ,  C08F 220/18 ,  D21H 21/16
FI (3件):
D21H19/20 Z ,  C08F220/18 ,  D21H21/16
Fターム (17件):
4J100AB02R ,  4J100AL03P ,  4J100AL08Q ,  4J100BA31Q ,  4J100CA05 ,  4J100CA06 ,  4J100FA04 ,  4J100FA19 ,  4J100JA13 ,  4L055AG47 ,  4L055AG63 ,  4L055AG71 ,  4L055AG89 ,  4L055AH13 ,  4L055FA17 ,  4L055GA16 ,  4L055GA17
引用特許:
出願人引用 (9件)
  • 中性紙及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-134190   出願人:日本ピー・エム・シー株式会社
  • 特開平4-34097号公報
  • カチオン性表面サイズ剤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-103172   出願人:日本ピー・エム・シー株式会社
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審査官引用 (9件)
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