特許
J-GLOBAL ID:200903066068574737
標的細菌性細胞を感染させるためにファージを使用する低濃度の標的細菌を検出するための方法
発明者:
,
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
恩田 博宣
, 恩田 誠
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-584669
公開番号(公開出願番号):特表2005-524394
出願日: 2003年04月10日
公開日(公表日): 2005年08月18日
要約:
本発明は、複合体溶液であり得るか、又は複合体溶液であり得ない溶液中の低濃度の細菌を検出するための方法に関する。一実施形態において、免疫磁気分離法(IMS)は溶液中に存在し得る標的細菌を、該混合物中の他の構成要素から分離するために使用される。次いで、標的細菌に対する低濃度のバクテリオファージがIMS技術を用いて捕捉された標的細菌細胞を感染させるために使用される。少なくとも所定の濃度の標的細菌が存在している場合、バクテリオファージは検出可能な地点まで増殖される。次いで、バクテリオファージに関連して一つ以上の蛋白質が存在しているか否かを決定し、それにより標的細菌が溶液中に存在していることを間接的に示すために分析されるマススペクトルを生成するために、マトリクス支援レーザ脱離イオン化/飛行時間形質量分析(MALDI/TOF-MS)が使用される。
請求項(抜粋):
標的細菌が特定の検出技術に対する検出限界付近又は該限界未満の低濃度にて存在するか、又は存在し得る場合に前記標的細菌が溶液中に存在しているか否かを決定するための方法において、前記方法は、
低濃度の標的細菌が溶液中に存在し得るか否かに関して決定するための工程と、
前記決定工程に続き、かつ低濃度の前記標的細菌が存在していることが決定された場合に、前記溶液中に存在する任意の標的細菌の少なくともいくらかを感染させるとともに該溶液中にて多数のバクテリオファージを増殖するために第一の量のバクテリオファージを使用する工程と、
前記使用工程に続き、前記標的細菌がまた前記溶液中に存在していることを間接的に示す前記バクテリオファージのバイオマーカーが存在しているか否かを決定するために前記溶液の少なくとも一部を分析する工程と、
からなる方法。
IPC (6件):
C12Q1/70
, G01N27/62
, G01N30/88
, G01N33/53
, G01N33/543
, G01N33/569
FI (6件):
C12Q1/70
, G01N27/62 V
, G01N30/88 E
, G01N33/53 U
, G01N33/543 541A
, G01N33/569 B
Fターム (25件):
2G059AA05
, 2G059BB12
, 2G059CC16
, 2G059EE12
, 4B063QA01
, 4B063QA18
, 4B063QQ06
, 4B063QQ10
, 4B063QQ15
, 4B063QQ42
, 4B063QQ52
, 4B063QQ79
, 4B063QR32
, 4B063QR35
, 4B063QR48
, 4B063QR56
, 4B063QR79
, 4B063QR83
, 4B063QS03
, 4B063QS15
, 4B063QS17
, 4B063QS24
, 4B063QS32
, 4B063QS36
, 4B063QX01
引用特許:
出願人引用 (2件)
審査官引用 (3件)
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特表平5-501958
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細菌を検出する方法及びキット
公報種別:公表公報
出願番号:特願平6-507940
出願人:イギリス国
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特表平5-501958
引用文献:
出願人引用 (4件)
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Appl. Environ. Microbiol., 200101, Vol.67, No.1, pp.217-224
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Appl. Environ. Microbiol., 198301, Vol.45, No.1, pp.260-264
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Anal. Chem., 19980915, Vol.70, No.18, pp.3863-3867
-
Rapid Commun. Mass Spectrom., 2001, Vol.15, No.13, pp.1068-1074
全件表示
審査官引用 (4件)
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Appl. Environ. Microbiol., 200101, Vol.67, No.1, pp.217-224
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Appl. Environ. Microbiol., 198301, Vol.45, No.1, pp.260-264
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Anal. Chem., 19980915, Vol.70, No.18, pp.3863-3867
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