特許
J-GLOBAL ID:200903066078285229

缶切り

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-026380
公開番号(公開出願番号):特開平11-263395
出願日: 1999年02月03日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【課題】 缶縁部と係合し得る切断刃を有する型の新規かつ改良された缶切りを提供することにある。【解決手段】 縁部切断型の手で作動可能な缶切りは、略筒状形状からなる回転牽引輪22と、自由に回転可能な円形の切断刃本体48とからなり、そのさい切断刃の回転軸線が6°の角度で牽引輪22の回転軸線に対して傾斜されている。作動位置において、切断刃本体48は縁部からなる金属材料の半径方向外方の厚さを貫通するが縁部を完全に通って切断されず、それにより缶端部62が缶端部62および側壁68の両方に滑らかな縁部を残して切断される。缶本体からの切断された端部の完全な分離は、缶端部に付着された縁部のその部分を把持し、そしてそれを保持し、かつ缶本体に付着された縁部の残部からそれを取り外すように使用者によって動かし得る把持顎部70,72によって容易になされる。
請求項(抜粋):
相対的に枢動する一対の作動要素を含み、当該作動要素の一方には回転可能な牽引輪が取り付けられるとともに、他方には円形で回転可能な切断刃が取り付けられており、開缶を行なう際に、缶縁部が前記牽引輪および前記切断刃の間に位置してその両方から間隔が置かれる非作動位置と、前記牽引輪および前記切断刃が前記缶に近接するとともに係合する作動位置との間で、前記牽引輪および前記切断刃が動き得る缶切りにおいて、前記牽引輪が筒状形状からなり、かつ開封中の缶の長手方向軸線に対して平行である回転軸線を有し、前記切断刃が前記牽引輪の前記回転軸線に対して6°の角度で傾斜された回転軸線を有し、前記作動位置において、前記牽引輪および前記切断刃が、互いに対向した重ならない関係に、かつ前記牽引輪および前記切断刃が最も接近した点において、その間隔が前記缶縁部の厚さよりも小さな距離だけ置かれており、それにより使用時には、前記作動位置において、前記牽引輪が前記缶端部と平行な関係において、前記缶縁部の半径方向内面と係合可能で、かつ前記切断刃が部分的にしかも完全でなく前記缶縁部を貫通するように前記缶縁部の半径方向外面と係合可能であり、前記牽引輪の回転が、前記切断刃による前記縁部の切断を行い、切り口の貫通が前記端部を前記缶から切り離すのに十分であることを特徴とする缶切り。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 缶オープナ
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平8-528149   出願人:ウイリアムリーバンリミテッド
  • 特表昭61-501142

前のページに戻る