特許
J-GLOBAL ID:200903066120494623

密封装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-305231
公開番号(公開出願番号):特開平11-141689
出願日: 1997年11月07日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】密封装置において、過大圧力作用時における異音発生の抑制と耐摩耗性の向上を図ること。【解決手段】環状芯金1の内周側に被着される弾性材製の延出部2bの内周面においてV字リップ2dの付け根側円錐面という限られた寸法の領域に、できるだけ多い数の輪状突起2e1〜2e5を設けることにより、軸体20に対する延出部2bの接触圧を分散し、輪状突起2e1〜2e5の1つ当たりが受ける押し潰し荷重を相対的に小さくして輪状突起2e1〜2e5を潰れにくくさせている。これにより、軸方向で隣り合う輪状突起2e1〜2e5それぞれの間の凹み部分2f1〜2f4が残存しやすくなり、潤滑油を貯溜可能となる。このため、延出部2bと軸体20との摺接部位に潤滑油膜が形成され続けることになり、摺動抵抗が軽減されることになる。
請求項(抜粋):
環状芯金の内周側に軸方向一方へ延出する弾性材製の延出部を被着してなる密封装置であって、延出部の自由端側内周に径方向中心へ向けて先鋭となるV字リップが設けられ、このV字リップにおける延出部付け根側の円錐面に4つ以上の輪状突起が軸方向所要間隔おきに設けられ、各輪状突起の軸方向幅がV字リップの頂点から遠いものほど大きく設定されている、ことを特徴とする密封装置。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭61-112865
  • オイルシール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-139467   出願人:株式会社ユニシアジェックス
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-112865
  • オイルシール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-139467   出願人:株式会社ユニシアジェックス

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