特許
J-GLOBAL ID:200903066162679399
遅延時間測定方法、パケット中継装置、遅延時間測定装置、及びプログラム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
大垣 孝
, 岡田 宏之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-297888
公開番号(公開出願番号):特開2009-124548
出願日: 2007年11月16日
公開日(公表日): 2009年06月04日
要約:
【課題】標準のRTCPパケットを用いて、パケット中継装置と各端末との間での伝送の往復遅延時間を算出する。【解決手段】測定側端末TE1から被測定側端末TE2宛に送信された送信パケットP1の送信中継時刻T301と、送信パケットP1に応答して被測定側端末から測定側端末宛に送信された応答パケットP2の応答中継時刻T302と、応答パケットP2に含まれている経過時間D201と、測定側端末と被測定側端末との間での伝送の往復遅延時間である第1往復遅延時間RTD1を通知するために測定側端末から被測定側端末宛に送信された通知パケットP3に含まれている第1往復遅延時間RTD1とに基づいて、パケット中継装置と被測定側端末との間での伝送の往復遅延時間である第2往復遅延時間RTD2及びパケット中継装置と測定側端末との間での伝送の往復遅延時間である第3往復遅延時間RTD3を測定する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
パケット中継装置を介して測定側端末と被測定側端末との間で伝送されるパケットに対して、当該測定側端末と当該被測定側端末との間での伝送の往復遅延時間を第1往復遅延時間とし、当該パケット中継装置と当該被測定側端末との間での伝送の往復遅延時間を第2往復遅延時間とし、当該パケット中継装置と当該測定側端末との間での伝送の往復遅延時間を第3往復遅延時間として、当該第2往復遅延時間及び当該第3往復遅延時間を測定する測定部と、時刻データ及び時間データを含むパケットに関する情報が保存される情報蓄積部とを設け、
前記測定部によって、
(a)前記測定側端末から前記被測定側端末宛にRTCPパケットとして送信されかつ前記測定側端末での送信時刻を含む送信パケットを前記パケット中継装置が中継したときに、当該送信パケットの中継時刻データである送信中継時刻を前記情報蓄積部に保存し、
(b)前記送信パケットに応答して前記被測定側端末から前記測定側端末宛に応答RTCPパケットとして送信されかつ前記送信パケットの受信から送信されるまでの時間データである経過時間を含む応答パケットを前記パケット中継装置が中継したときに、当該応答パケットの中継時刻データである応答中継時刻と、当該応答パケットに含まれている経過時間とを前記情報蓄積部に保存し、
(c)前記第1往復遅延時間を通知するために前記測定側端末から前記被測定側端末宛に通知RTCPパケットとして送信されかつ前記第1往復遅延時間を含む通知パケットを前記パケット中継装置が中継したときに、前記情報蓄積部に保存された前記送信中継時刻と前記応答中継時刻と前記経過時間と、当該通知パケットに含まれている前記第1往復遅延時間とに基づいて、前記第2往復遅延時間及び前記第3往復遅延時間を測定する
ことを特徴とする遅延時間測定方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (11件):
5K030GA14
, 5K030HA08
, 5K030HB15
, 5K030JA10
, 5K030JA11
, 5K030KA04
, 5K030KA21
, 5K030KX30
, 5K030LE11
, 5K030MB06
, 5K030MC08
引用特許:
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