特許
J-GLOBAL ID:200903066165087832

オレフィン重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 赤塚 賢次 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-216111
公開番号(公開出願番号):特開平10-036430
出願日: 1996年07月29日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】【課題】 密度が0.900〜0.906g/mlの範囲内にあり、立体規則性に優れ、かつ微粉含有量の少ない重合体を高収率で得るプロピレンの重合方法を提供する。【解決手段】 (A) マグネシウム、チタン、電子供与性化合物、アルミニウムおよびハロゲンを含む固体触媒成分、(B) 一般式R1 q AlY3-q で表わされる有機アルミニウム化合物及び(C) 一般式R2 r Si(OR3 )4-r で表わされる有機ケイ素化合物を用いたオレフィン類の重合方法において、該(A) 成分1g 当り0.01〜1.0g のオレフィンを溶解させた不活性有機溶媒の存在下、該(A)成分と、該(A) 成分中のチタン原子当り0.5〜50モルの範囲内に相当する(B) 成分とを接触させ、次いで該(A) 成分1g 当りの生成重合体量が1〜20g になるようにオレフィンの予備重合を行なった後に、本重合を行なうオレフィン重合体の製造方法。
請求項(抜粋):
(A) マグネシウム、チタン、電子供与性化合物、アルミニウムおよびハロゲンを含む固体触媒成分、(B) 一般式 R<SP>1 </SP><SB>q </SB>AlY<SB>3-q</SB>(式中、R<SP>1 </SP>は炭素数1から4のアルキル基、Yは水素、塩素、臭素、ヨウ素のいずれかであり、q は0<q ≦3の実数である。)で表わされる有機アルミニウム化合物及び(C) 一般式 R<SP>2 </SP><SB>r </SB>Si( OR<SP>3 </SP>)<SB>4-r</SB>(式中、R<SP>2 </SP>は炭素数1から12のアルキル基、シクロアルキル基、フェニル基、ビニル基、アリル基、アラルキル基のいずれかで、同一でも異なってもよい。R<SP>3 </SP>は炭素数1から4のアルキル基、シクロアルキル基、フェニル基、ビニル基、アリル基、アラルキル基のいずれかで、同一でも異なってもよい。r は0または1〜3の整数である。)で表わされる有機ケイ素化合物からなる触媒を用いたオレフィン類の重合方法において、1種あるいは2種以上のオレフィンを、固体触媒成分(A)1g 当たり0.01〜1.0g溶解させた不活性炭化水素溶媒の存在下に、該有機アルミニウム化合物(B) と該固体触媒成分(A) とを、該固体触媒成分(A) 中のチタン原子当たり、該有機アルミニウム化合物(B) を0.5 〜50モルの範囲で接触させ、次いで固体触媒成分(A)1g 当たりの生成重合体量が1〜20g の範囲になるよう1種あるいは2種以上のオレフィンを0〜40°Cの範囲で予備的に重合した後、本重合を行うことを特徴とするオレフィン重合体の製造方法。
IPC (2件):
C08F 4/658 MFG ,  C08F 10/00
FI (2件):
C08F 4/658 MFG ,  C08F 10/00
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • プロピレン重合体の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-354484   出願人:旭化成工業株式会社
  • 特開平1-156305
  • 特開平2-173010
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審査官引用 (5件)
  • プロピレン重合体の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-354484   出願人:旭化成工業株式会社
  • 特開平1-156305
  • 特開平2-173010
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