特許
J-GLOBAL ID:200903066171846630

坂道発進補助装置を備えたブレーキ制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-291164
公開番号(公開出願番号):特開平11-124018
出願日: 1997年10月23日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【課題】部品点数を減らしてABSおよびHSAをできるだけ簡単な構造にすることにより、配管および車両への取付を容易にし、しかもコストを低減する。【解決手段】ブレーキペダル1の踏み込みによる通常ブレーキで車両が停止すると、各車輪速センサ25〜28の車輪速検出信号でHSA ECUがABSモジュレータ8,18,19の常開のABS保持弁51が閉じ、ブレーキアクチュエータ11,22,23にエア圧が保持されるので、ブレーキペダル1が解放されても、ブレーキ作動保持状態になる。アクセルペダルの踏み込みで、HSA ECUがABSモジュレータ8,18,19の常閉のABS減圧弁52を開くので、ブレーキアクチュエータのエアが排気されるとともに、ABS保持弁51が開かれて、ブレーキ作動保持状態が解除される。こうして、ABSモジュレータを利用して、HSA作用が行われる。
請求項(抜粋):
圧縮空気を貯蔵するエアタンクと、ブレーキ操作を行うブレーキ操作部材と、このブレーキ操作部材のブレーキ操作によって作動して出力するブレーキバルブと、このブレーキバルブの出力圧のエアまたは前記エアタンクのエア圧を前記ブレーキバルブの出力圧に応じて制御した圧力のエアが供給されてブレーキ圧を発生するブレーキアクチュエータと、通常時およびアンチスキッド制御の増圧時に開いて前記ブレーキバルブの出力圧のエアまたは前記エアタンクのエア圧を前記ブレーキバルブの出力圧に応じて制御した圧力のエアを前記ブレーキアクチュエータに供給可能にするとともに、アンチスキッド制御の保持および減圧時に閉じて前記ブレーキアクチュエータのエア圧を保持するアンチスキッド制御用保持弁と、通常時とアンチスキッド制御の保持および増圧時とに閉じるとともに、アンチスキッド制御の減圧時に開いて前記ブレーキアクチュエータのエアを排気して前記ブレーキアクチュエータのエア圧を減圧するアンチスキッド制御用減圧弁とを備えたアンチスキッド制御用モジュレータと、前記ブレーキバルブの出力圧を検出する第1圧力検出手段と、前記ブレーキアクチュエータのエア圧を検出する第2圧力検出手段と、車輪の車輪速を検出する車輪速センサと、アクセルペダルの踏み込みを検出するアクセルパダル踏み込み検出センサと、車輪の制動時、前記車輪速センサからの車輪速検出信号に基づいて、少なくとも1つの車輪がロック傾向にあると判断したとき、前記アンチスキッド制御用保持弁および前記アンチスキッド制御用減圧弁を制御して、前記ブレーキアクチュエータのエア圧の保持、減圧、および増圧を行うことにより、前記ロック傾向が解消するように前記アンチスキッドモジュレータを制御するアンチスキッド制御装置と、前記ブレーキ操作部材のブレーキ操作によるブレーキ作動により、車両が停止したとき、前記アンチスキッド制御用保持弁を閉じて前記ブレーキアクチュエータのエア圧を保持することにより、ブレーキ作動状態に保持するとともに、このブレーキ作動保持状態で、前記アクセルペダル踏み込み検出センサのアクセルペダル踏み込み検出信号に基づいて、前記アンチスキッド制御用減圧弁を開くとともに前記アンチスキッド制御用保持弁を開いて、前記ブレーキ作動保持状態を解除するブレーキ作動保持制御装置とを備えていることを特徴とする坂道発進補助装置を備えたブレーキ制御システム。
IPC (3件):
B60T 7/12 ,  B60T 8/46 ,  B60T 13/68
FI (3件):
B60T 7/12 A ,  B60T 8/46 A ,  B60T 13/68 Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 坂道発進補助装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-274532   出願人:日野自動車工業株式会社
  • 車両のブレーキ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-071741   出願人:日産ディーゼル工業株式会社
  • 特開昭52-143392
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