特許
J-GLOBAL ID:200903066245573207

低エネルギ・レーザを用いるレーザ衝撃ピーニング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-346283
公開番号(公開出願番号):特開平11-254156
出願日: 1998年12月07日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】 ガスタービンエンジンのチタン合金製部品のような硬質金属製部品をレーザ衝撃ピーニングする方法を提供する。【解決手段】 本発明方法では、比較的一定の期間相互間に繰返しパルス化する3〜10ジュール程度の低出力静止レーザ・ビーム(2)を物体(34)の一部分(54)に連続的に発射して、同部分の表面の材料を蒸発させる。該表面にレーザ・ビームにより形成される直径1mm程度の複数のレーザ・ビーム・スポット(58)の辺りのパルスで表面材料を蒸発させて、被レーザ衝撃ピーニング表面(54)から物体内に延在する深い圧縮残留応力を有する区域(56)を形成する。物体を動かしながら、レーザ・ビームを受ける表面上に水をカーテン状に流し、これを被レーザ衝撃ピーニング表面が少なくとも1回レーザ・ビーム・スポットによって完全に覆われるまで行う。表面はプラズマ発生に適した融蝕性被覆で覆ってもよい。
請求項(抜粋):
硬質金属物体をレーザ衝撃ピーニングする方法であって、3〜10ジュールのパワーを持つレーザ・ビームを用いて、前記物体の一部分の被レーザ衝撃ピーニング表面の材料を蒸発させる工程と、前記レーザ・ビームを発射して、前記表面に前記レーザ・ビームにより形成される約1mmの直径を有する複数のレーザ・ビーム・スポットの辺りのパルスにより、前記被レーザ衝撃ピーニング表面から前記物体内に延在する深い圧縮残留応力を有する区域を形成する工程と、前記レーザ・ビームを受けつつある前記表面上に水をカーテン状に流す工程とを含んでいることを特徴とする前記方法。
IPC (2件):
B23K 26/00 ,  C23F 4/02
FI (2件):
B23K 26/00 E ,  C23F 4/02
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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