特許
J-GLOBAL ID:200903066255412716

動圧流体軸受装置及び電動機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高良 尚志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-340591
公開番号(公開出願番号):特開平11-159525
出願日: 1997年11月25日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 回転スリーブ体の回転による遠心力の作用により、界面から潤滑液が漏出することや、ラジアル軸受部同士の間の潤滑液が先端又は基端側の間隙に押し込まれて潤滑液の一部を間隙の外部へ漏出させることを防ぐ。【解決手段】 スリーブ部18a1の内周面における上下ラジアル軸受部34・36の間に、径方向内方開口の環状凹部38を設ける。環状凹部38と固定軸部材12aの外周面との間に拡大間隙部40が形成される。固定軸体12の外周面における拡大間隙部40の上側及び下側に、それぞれ気室44に通じた径方向の連通孔53を開口させる。固定軸体12内に気室44を設ける。気室44の上端部は径方向の連通孔48と第2呼吸孔50を介して外部に通じる。
請求項(抜粋):
軸部とその軸部から径方向外方へ張り出したスラスト板部とを有してなる固定軸体に対し、前記軸部のうちスラスト板部よりも基端側の部分にスリーブ嵌合したスリーブ部と前記スラスト板部に外嵌した径方向内方開口の環状のスラスト溝部とを有してなる回転スリーブ体が、前記固定軸体と回転スリーブ体との間隙に充填された潤滑液を介し、主に軸部とスリーブ部が相対するラジアル軸受部及びスラスト溝部とスラスト板部が相対するスラスト軸受部において、回転自在に支持されてなる動圧流体軸受装置であって、ラジアル軸受部を2以上有し、そのラジアル軸受部同士の間におけるスリーブ部の内周面に径方向内方開口の環状凹部が設けられ、その環状凹部と軸部の外周面との間に、ラジアル軸受部の間隙よりも大きな間隙の拡大間隙部が形成され、前記固定軸体内に、前記拡大間隙部における軸部の外周面に開口すると共に外部に通じた呼吸孔を有することを特徴とする動圧流体軸受装置。
IPC (3件):
F16C 17/10 ,  H02K 5/16 ,  H02K 7/08
FI (3件):
F16C 17/10 A ,  H02K 5/16 Z ,  H02K 7/08 A
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭58-050318
  • 特開昭58-050322
  • 電動機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-329438   出願人:日本電産株式会社
全件表示
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-050318
  • 特開昭58-050322

前のページに戻る