特許
J-GLOBAL ID:200903066263352560

環境監視システムおよび異常検出方法および異常検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 植本 雅治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-299539
公開番号(公開出願番号):特開平10-124766
出願日: 1996年10月23日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】 マハラノビス距離を用いて火災等の異常検出を行なう場合に、環境の微妙な変化やノイズ等の影響等による誤動作を低減し、正確な異常検出を行なうことの可能な環境監視システムおよび異常検出方法を提供する。【解決手段】 正常な状態におけるマハラノビス空間を形成する際、q種類の基本環境条件E1〜Eq下において正常時に各センサS1〜Snから得られるq組の基本データセットDS1〜DSqの他に、w種類の現場環境条件Eq+1〜Eq+w下において正常時に各センサS1〜Snから得られるw組の現場基準データセットDSq+1〜DSq+wをも考慮し、q組の基本データセットDS1〜DSqとw組の現場基準データセットDSq+1〜DSq+wとの合計(q+w)組の正常時のデータセットDS1〜DSq+wを基準データセットとして、基準となるマハラノビス空間,すなわち基準マハラノビス距離Dj2を算出する。
請求項(抜粋):
1つの環境条件下において少なくとも1つのセンサから得られるデータの組を1つのデータセットとし、基準となる環境条件下において得られた基準データセットから基準マハラノビス距離を算出し、その後、実際の監視時において得られたデータセットから監視時マハラノビス距離を算出し、算出された監視時マハラノビス距離を前記基準マハラノビス距離と比較して、環境の異常を検出する環境監視システムにおいて、前記基準となる環境条件として、基本的な環境条件の他に、実際の監視時における前記センサの実際の設置場所における現場設置環境条件を用い、基本的な環境条件下において正常時に前記センサから得られたデータセットと前記現場設置環境下において正常時に前記センサから得られたデータセットとを基準データセットとして用い、該基準データセットから算出されたマハラノビス距離を基準マハラノビス距離として用いることを特徴とする環境監視システム。
IPC (3件):
G08B 17/00 ,  G08B 17/06 ,  G08B 31/00
FI (4件):
G08B 17/00 G ,  G08B 17/06 J ,  G08B 17/06 K ,  G08B 31/00 A
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭59-068643
  • プラント異常検知装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-068905   出願人:株式会社東芝

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