特許
J-GLOBAL ID:200903077752931834
プラント異常検知装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
紋田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-068905
公開番号(公開出願番号):特開平8-241121
出願日: 1995年03月03日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】【目的】 相互に相関のある多数のプロセス状態量を少数個の合成状態量に変換して、比較的高速かつ高精度の異常判定を可能にすることである。【構成】 固有値算出部は、各プロセス状態量の履歴データに基づいて各プロセス状態量と同数の主成分を求め、各主成分毎に固有ベクトル及び固有値を計算する。寄与率判断部は、その固有値に基づいて各主成分毎の各寄与率を算出し、その降順に積算した累積寄与率が規定値の範囲内となる主成分を選択する。そして、距離算出部は、選択された各主成分をパラメータとする直交座標形上で、被判定データと履歴データとの距離を算出する。判定部は、その距離がしきい値を越えている場合に異常と判定しその判定結果を出力部を介して通報装置に出力する。これにより、寄与率の高い主成分に基づいて異常判定を行う。
請求項(抜粋):
監視対象とするプラント設備の状態を表す複数個のプロセス状態量を一定周期で取り込み、その取り込んだプロセス状態量に基づいて前記プラント設備の異常の有無を検知するようにしたプラント異常検知装置において、前記複数個のプロセス状態量をそれぞれの検出器を介して一定の周期で取り込む入力部と、前記入力部で取り込んだ各々の前記プロセス状態量についての履歴データを記憶するサンプルデータ記憶部と、前記各履歴データに基づいて取り込んだ前記プロセス状態量と同数の主成分を求めその各主成分に対応して前記各主成分毎に固有ベクトル及び固有値を計算して記憶する固有値算出部と、前記固有値に基づいて前記各主成分毎の各寄与率を算出し前記各寄与率の降順に積算した累積寄与率が規定値の範囲内となる全ての主成分を選択する寄与率判断部と、前記入力部からの一定周期毎のプロセス状態量を被判定データとして入力すると共に前記寄与率判断部にて選択された各主成分をパラメータとする直交座標系上で前記被判定データと前記履歴データとの距離を算出する距離算出部と、前記距離がしきい値を越えている場合に異常と判定しその判定結果を出力部を介して通報装置に出力する判定部とを備えたことを特徴とするプラント異常検知装置。
IPC (6件):
G05B 23/02 302
, G05B 23/02
, G05B 23/02 301
, G01D 21/00
, G08B 21/00
, G08B 23/00 530
FI (6件):
G05B 23/02 302 M
, G05B 23/02 X
, G05B 23/02 301 V
, G01D 21/00 Q
, G08B 21/00 A
, G08B 23/00 530 Z
引用特許: