特許
J-GLOBAL ID:200903066273454620

伸線加工性に優れた高炭素鋼線材または鋼線の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大関 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-065338
公開番号(公開出願番号):特開平7-268487
出願日: 1994年04月01日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 線材圧延後のベイナイト線材を得るための必要な冷却速度に関し、適正な冷却媒体に対する線径と冷媒温度の関係を明確にする。【構成】 重量%で、C:0.70〜1.20、Mn:0.30〜0.90、Si:0.15〜1.00を含有し、Al:0.006〜0.100、Ti:0.01〜0.35のいずれか1種または2種を含有し、P:0.02以下、S:0.01以下に制限され、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成の鋼片を線材に圧延後、1100〜755°Cから350〜500°Cを超えない範囲で定める温度T1≦950-100×D但し、D:線材径(mmφ)に加熱溶融され、ガス体による攪拌下にある硝酸塩系溶融塩に浸漬し、この温度範囲にベイナイト変態が開始しない範囲内でまたはベイナイト変態開始後でかつベイナイト変態終了前の範囲内で、一定時間保定した後、昇温し、完全にベイナイト変態が終了するまで保定する、伸線加工性に優れた高炭素鋼線材の製造方法。
請求項(抜粋):
重量%でC:0.70〜1.20%、Mn:0.30〜0.90%、Si:0.15〜1.00%を含有し、合金成分としてさらにAl:0.006〜0.100%、Ti:0.01〜0.35%のいずれか1種または2種を含有し、P:0.02%以下、S:0.01%以下に制限され、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成の鋼片を線材に圧延後、1100〜755°Cの温度範囲から、350°C以上500°Cを超えない温度範囲で下記式(1)で定める温度T1 に加熱溶融され、ガス体による攪拌下にある硝酸塩系溶融塩に浸漬し、この温度範囲にベイナイト変態が開始しない範囲内でまたはベイナイト変態開始後でかつベイナイト変態終了前の範囲内で、一定時間保定した後、昇温し、完全にベイナイト変態が終了するまで保定することを特徴とする伸線加工性に優れた高炭素鋼線材の製造方法。T1 ≦950-100×D ......(1)但し、D:線材径(mmφ)
IPC (5件):
C21D 9/52 103 ,  C21D 8/06 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/28
引用特許:
審査官引用 (1件)

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