特許
J-GLOBAL ID:200903066377017974

送電線荷重センサ装置およびその設置方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-366322
公開番号(公開出願番号):特開2001-183248
出願日: 1999年12月24日
公開日(公表日): 2001年07月06日
要約:
【要約】【課題】 環境温度変動の悪影響を除去し正確に送電線の荷重変動を検知する。【解決手段】 接続部4a,4bのうちの一方は送電線が吊される吊り部と成し、他方は固定部と成しており、メインシャフト3は送電線の荷重変動に伴って伸縮するものである。メインシャフト3に歪み検知用グレーティング部5を固定する。メインシャフト3と同一材料の温度補償用シャフト14をフランジ13に片持ち梁の形態で、かつ、メインシャフト3とほぼ平行に近接配置する。温度補償用シャフト14に温度補償用グレーティング部15を固定する。筐体2の表面には断熱層17と反射層18を設けて筐体2内部の温度変動を抑制する。環境温度変動のみに起因した温度補償用グレーティング部15の反射戻り光の中心波長変動を利用して、歪み検知用グレーティング部5の反射戻り光における環境温度変動に起因した中心波長変動の悪影響を取り除くことができる。
請求項(抜粋):
筐体の表面部には送電線を吊す吊り部が設けられ、筐体の内部には上記吊り部に吊される送電線の荷重の変動に応じて伸縮するメインシャフトと、このメインシャフトに取り付けられて該メインシャフトの伸縮に伴って反射戻り光の中心波長を変動させる光ファイバの歪み検知用グレーティング部とを有し、上記歪み検知用グレーティング部の反射戻り光の中心波長の変動を利用して送電線からの荷重の変動を検知する送電線荷重センサ装置であって、上記筐体内には上記メインシャフトの周囲の環境温度変動に応じて伸縮する温度補償用シャフトが上記送電線からの荷重が加えられない形態でもって設けられ、この温度補償用シャフトには光ファイバの温度補償用グレーティング部が上記温度補償用シャフトの伸縮に伴って反射戻り光の中心波長が変動するように取り付けられており、上記温度補償用グレーティング部の反射戻り光の中心波長変動を利用して、上記歪み検知用グレーティング部の反射戻り光における環境温度変動に起因した中心波長変動の悪影響を取り除くことを特徴とした送電線荷重センサ装置。
IPC (6件):
G01L 1/26 ,  G01G 19/18 ,  G01L 5/04 ,  G02B 6/00 ,  G02B 6/10 ,  H02G 1/02 323
FI (6件):
G01L 1/26 D ,  G01G 19/18 A ,  G01L 5/04 Z ,  G02B 6/00 B ,  G02B 6/10 C ,  H02G 1/02 323 B
Fターム (8件):
2F051AA21 ,  2F051AB03 ,  2F051AC04 ,  2F051CA00 ,  2H038AA05 ,  2H038CA65 ,  2H050AC84 ,  2H050AD06
引用特許:
審査官引用 (3件)

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