特許
J-GLOBAL ID:200903066393683577

熱交換器用アルミニウム合金製高強度高耐熱性フィン材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 武久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-117812
公開番号(公開出願番号):特開平8-291377
出願日: 1995年04月19日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ろう付け前の熱交換器組立時におけるフィン強度が高くしかもろう付け時の高温による座屈変形も少ない、薄肉化可能な熱交換器用フィン材。【構成】 重量%で、Mn:1.0〜2.0、Si:0.2〜0.8を含有し、かつZr:0.03〜0.3、Cr:0.03〜0.3の1種以上を含有し、しかも、Fe:0.3%以下で、残部がAlおよび不可避的不純物からなる合金の鋳塊を、400〜550°Cで1〜30時間均質化処理し、熱間圧延の開始温度400〜550°C、終了温度300°C以下で熱間圧延終了後50%以上の圧延率で冷間圧延を施し、240°C以上300°C未満で中間焼鈍し、さらに5〜50%の圧延率で冷間圧延して、板厚が0.03〜10mmの範囲内で引張強さが200N/mm2の、熱交換器用アルミニウム合金製高強度高耐熱性フィン材の製造方法。
請求項(抜粋):
Mn1.0〜2.0%(重量%、以下同じ)、Si0.2〜0.8%を含有し、かつZr0.03〜0.3%、Cr0.03〜0.3%のうちの1種または2種を含有し、しかもFeが0.3%以下に規制され、残部がAlおよび不可避的不純物よりなる合金の鋳塊に対して400〜550°Cで1〜30時間均質化処理を施し、さらに熱間圧延を施すにあたって、熱間圧延開始温度を400〜550°Cとするとともに熱間圧延終了温度を300°C以下とし、熱間圧延終了後50%以上の圧延率で冷間圧延を施してから、240°C以上300°C未満の温度域で中間焼鈍を施し、さらに5〜50%の圧延率で冷間圧延を行なって、板厚が0.03〜0.10mmの範囲内でかつ引張強さが200N/mm2以上のフィン材を得ることを特徴とする、熱交換器用アルミニウム合金製高強度高耐熱性フィン材の製造方法。
IPC (2件):
C22F 1/04 ,  C22C 21/00
FI (2件):
C22F 1/04 B ,  C22C 21/00 J
引用特許:
審査官引用 (5件)
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