特許
J-GLOBAL ID:200903066441397360

車両用駆動装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-150376
公開番号(公開出願番号):特開平9-009408
出願日: 1995年06月16日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【目的】 車両減速時には、車輪からの制動エネルギーを最大限回収すると共に、車両の減速を必要としなくなった、つまり、再加速の可能性がある時には、燃料の供給を最小限に抑えるとともに、スムーズに車両が再加速できる車両用駆動装置の制御装置を提供する。【構成】 車両が減速状態と検出された時に、モータジェネレータ2を発電させることによって制動エネルギーを回収することができる。また、車両の減速を必要としない、つまり再加速の可能性がある時には、変速制御手段がモータジェネレータ2の回転数を所定回転数以下かつ所定回転数に最も近くなる最適変速段に変速させるので、エンジン1の回転数と、モータジェネレータ2の回転数を同期させることが容易となる。更に、エンジン1の回転数をモータジェネレータ2の回転数に同期させる際に、エンジン1の回転数を上昇させるための燃料消費を抑えることができ、燃費を向上させることができる。
請求項(抜粋):
エンジンと、該エンジンの出力軸に連結され、動力を車輪に伝達すると共に、複数の変速段を有する変速機と、前記エンジンの出力軸に連結され、発電により前記車輪からの制動エネルギーを前記変速機を介して回収するモータジェネレータと、該モータジェネレータにより回収された制動エネルギーを電力として蓄電するバッテリと、車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、該走行状態検出手段からの出力信号により、前記変速機と、前記モータジェネレータとを制御する制御手段とを備えてなる車両用駆動装置において、前記制御手段は、走行状態検出手段が車両の減速状態を検出した時に前記モータジェネレータを発電させ、制動エネルギーを回収させるモータジェネレータ制御手段と、前記走行状態検出手段が車両の減速を必要でないと検出した時に、前記変速機をモータジェネレータの回転数が所定回転数以下で、かつ所定回転数に最も近くなる最適変速段に変速させる変速制御手段とを有することを特徴とする車両用駆動装置の制御装置。
IPC (4件):
B60L 7/12 ,  B60K 41/06 ,  B60L 11/18 ,  B60T 8/34
FI (4件):
B60L 7/12 Q ,  B60K 41/06 ,  B60L 11/18 D ,  B60T 8/34
引用特許:
審査官引用 (1件)

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