特許
J-GLOBAL ID:200903066449435199
転化ガソリンを含むガソリン留分から脱硫ガソリンを製造するための方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
日比 紀彦
, 岸本 瑛之助
, 渡邊 彰
, 清末 康子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-571796
公開番号(公開出願番号):特表2004-523629
出願日: 2002年01月29日
公開日(公表日): 2004年08月05日
要約:
【課題】脱硫によるオクタン価の低下を抑制しながら、脱硫ガソリンを製造することを可能とする。【解決手段】・前記出発ガソリン中に存在する非芳香族、ポリ不飽和化合物を選択的に水素化するための工程a、・前記軽質硫黄含有生成物の分子量を増加させることを目的とする工程bで、その軽質硫黄含有生成物は主として、工程aに導入する前記ガソリン中に最初から存在していた、分子中に炭素原子数1〜6を有するメルカプタンおよびスルフィド、および/または工程aで発生した生成物中に含まれるそれらのものであり、・少なくとも1つの工程c)の、前記硫黄含有化合物の少なくとも一部をアルキル化するための工程で、その硫黄含有化合物は主として、より分子量が高い硫黄含有化合物を得ることを目的とした工程b)から発生した生成物の中に存在するチオフェン系化合物の形態をとっているものである、を含む方法。
請求項(抜粋):
少なくとも150重量ppmの硫黄含有化合物を含む出発ガソリンから、低硫黄含量のガソリンを製造するための方法であって、少なくとも以下の工程、すなわち、
・工程a)の、前記出発ガソリン中に存在する非芳香族、ポリ不飽和化合物を選択的に水素化するための工程、
・少なくとも1つの工程b)の、前記軽質硫黄含有生成物の分子量を増加させることを目的とする工程で、その軽質硫黄含有生成物は主として、工程a)に導入する前記ガソリン中に最初から存在していた、分子中に炭素原子数1〜6を有するメルカプタンおよびスルフィド、および/または工程a)で発生した生成物中に含まれるそれらのものであり、
・少なくとも1つの工程c)の、前記硫黄含有化合物の少なくとも一部をアルキル化するための工程で、その硫黄含有化合物は主として、より分子量が高い硫黄含有化合物を得ることを目的とした工程b)から発生した生成物の中に存在するチオフェン系化合物の形態をとっているものであり、
・少なくとも1つの工程d)の、工程c)から発生したガソリンを分留して少なくとも2つの留分とするための工程で、第1の留分は実質的に硫黄を含まず、工程c)中の未転化の出発ガソリンの最も軽質なオレフィンを含み(軽質ガソリン)、少なくとも1つの他の留分は、前記第1の留分よりは重質で、硫黄含有化合物を多く含み、および、
・少なくとも1つの工程e)の、前記硫黄含有化合物を少なくとも部分的に分解させることを可能とする触媒上で、工程d)から発生した、より重質な留分の少なくとも1つを処理するための工程、を含む方法。
IPC (7件):
C10G65/06
, C10G7/00
, C10G17/02
, C10G35/06
, C10G45/08
, C10G45/34
, C10G69/12
FI (7件):
C10G65/06
, C10G7/00
, C10G17/02
, C10G35/06
, C10G45/08 Z
, C10G45/34
, C10G69/12
Fターム (6件):
4H029CA00
, 4H029DA00
, 4H029DA01
, 4H029DA04
, 4H029DA09
, 4H029DA10
引用特許:
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