特許
J-GLOBAL ID:200903079954556744

硫黄含有量の低いガソリンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-204009
公開番号(公開出願番号):特開2001-055584
出願日: 2000年07月05日
公開日(公表日): 2001年02月27日
要約:
【要約】【課題】 ガソリン生産量を減少させることなく、オレフィン類の水素化により引き起こされるオクタン価の減少を最小限にして、硫黄含有ガソリン留分全体の等級を上げ、ガソリン留分の全硫黄含有量を非常に低いレベルに減少することができる、硫黄含有量の低いガソリンの製造方法を提供する。【解決手段】 硫黄含有量の低いガソリンの製造方法は少なくとも下記の工程からなる。工程a1:ジオレフィン類の少なくとも1つの選択的水素化、工程b:工程a1で得られるガソリンの、2つの留分すなわち軽質ガソリンおよび重質ガソリンへの少なくとも1つの分離、工程c:不飽和含硫黄化合物を分解または少なくとも部分的に水素化できるようにする触媒上での、工程bで分離される重質ガソリンの少なくとも1つの処理、工程d:含硫黄化合物を分解できるようにする触媒上での、工程cの間に生成するH2Sを除去しない、工程cで得られる重質ガソリンの少なくとも1つの処理。
請求項(抜粋):
少なくとも下記の段階からなる、硫黄含有量の低いガソリンの製造方法。段階a1:原料ガソリン中に存在するジオレフィン類の少なくとも1つの選択的水素化、段階b:段階a1で得られるガソリンの、2つの留分、すなわち実質的に硫黄が欠けておりかつ原料ガソリンの最も軽質なオレフィン類を含有する一方の留分(軽質ガソリン)、および原料ガソリン中に最初に存在する含硫黄化合物の大部分が濃縮される他方の留分(重質ガソリン)への少なくとも1つの分離、段階c:不飽和含硫黄化合物を分解または少なくとも部分的に水素化できるようにする触媒上での、この触媒上でのオレフィン類の水素化が制限される条件下での、段階bで分離される重質ガソリンの少なくとも1つの処理、段階d:オレフィン類の制限された水素化を伴って、段階cで変換されない不飽和含硫黄化合物、より好ましくは直鎖状および/または環状飽和含硫黄化合物を分解できるようにする触媒上での、段階cの間に生成するH2Sを除去しない、段階cで得られる重質ガソリンの少なくとも1つの処理。
IPC (9件):
C10G 65/06 ,  B01J 23/88 ,  C10G 45/06 ,  C10G 45/08 ,  C10G 45/36 ,  C10G 45/40 ,  C10G 65/04 ,  C10G 67/02 ,  C10G 67/04
FI (9件):
C10G 65/06 ,  B01J 23/88 M ,  C10G 45/06 B ,  C10G 45/08 B ,  C10G 45/36 ,  C10G 45/40 ,  C10G 65/04 ,  C10G 67/02 ,  C10G 67/04
引用特許:
審査官引用 (3件)

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