特許
J-GLOBAL ID:200903066535343884

歯車変速機のケース構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-345715
公開番号(公開出願番号):特開平11-166610
出願日: 1997年12月02日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】 本発明は,潤滑油の油量を減らして油温の上昇を抑え,トランスミッションケースの内部における潤滑油の循環を図り,潤滑油の抜き取りの際の作業性を向上させた歯車変速機のケース構造を提供する。【解決手段】 この歯車変速機のケース構造は,ケーシング3の底部形状をギヤの外径に沿った形状に形成して断面積を小さくし,潤滑油の必要な油面位置を確保しつつ油量を低減する。ケーシング3の軸支持壁5に油孔12を設け,ケーシング3側とリヤカバー4側とで潤滑油を循環させる。ケーシング3の軸支持壁5とクラッチハウジング2の軸支持壁7とを連通する油溝10を形成し,油溝の底面14角度が車両搭載時において水平もしくは後傾するように設置し,リヤカバー4に設けたドレン孔13から内部の潤滑油を完全に抜き取ることができる。
請求項(抜粋):
ギヤが内蔵された一端側に軸支持壁を有し且つ他端側が拡開形状に形成されているケース,前記ケースの拡開側の前記ケースに取り付けられ且つ軸支持壁を有するクラッチハウジング,及び前記ケースの前記軸支持壁側の前記ケースに取り付けられたリヤカバーを有する歯車変速機のケース構造において,前記ケースの底部には,前記ケースの前記軸支持壁と前記クラッチハウジングの前記軸支持壁との間に延びる油溝が形成されると共に,前記油溝に対応する前記ケースの前記軸支持壁の位置に油孔が形成されていることを特徴とする歯車変速機のケース構造。
IPC (2件):
F16H 57/02 501 ,  F16H 57/04
FI (2件):
F16H 57/02 501 D ,  F16H 57/04 J
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • オイル循環システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-139619   出願人:イートンコーポレーション
  • 特公昭48-036464
  • 歯車式変速機の潤滑装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-255874   出願人:日野自動車工業株式会社
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