特許
J-GLOBAL ID:200903066539475360

透湿防水布帛およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-015624
公開番号(公開出願番号):特開2000-290878
出願日: 2000年01月25日
公開日(公表日): 2000年10月17日
要約:
【要約】【課題】 ポリエーテルエステル系エラストマー(PEE)を基布にコーティングする際、該エラストマーの基布内部への浸透を抑制し、柔軟性、透湿性および耐水圧を高度に有する透湿防水布帛およびその製造方法の提供。【解決手段】 繊維材料からなる基布に積層するPEEとして、皮膜形成性の異なるポリアルキレングリコール残基の90重量%以上がポリテトラメチレングリコール残基であるPEEAとポリアルキレングリコール残基の50重量%以上がポリエチレングリコール残基であるPEEBとを採用し、その積層状態が基布の表面に直接PEEAコート層を配置し、PEEAコート層のさらに上にPEEBコート層を配置したものであって、PEEAとPEEBとのコート層の厚みの合計が5〜50μmの範囲で、且つ、全コート層中占めるPEEAのコート層の割合が5〜40重量%の範囲にある透湿防水布帛。
請求項(抜粋):
繊維材料からなる基布に、ポリアルキレングリコール残基(PAG)、アルキレングリコール残基(AG)およびジカルボン酸残基(DC)からなるポリエーテル-エステル系エラストマー(PEE)が積層された透湿防水布帛において、PEEが皮膜形成性の異なる2種のPEE(PEEAとPEEB)からなり、基布へのそれらPEEの積層状態が、基布の表面に直接PEEAからなるコート層を配置し、該PEEAコート層のさらに上にPEEBからなるコート層を配置した状態であって、且つ、PEEAとPEEBとが下記(a)〜(d)の要件を同時に具備することを特徴とする透湿防水布帛。(a)PEEAを構成するPAGが、重量を基準として、ポリテトラメチレングリコール残基を少なくとも90重量%含んでいること;(b)PEEBを構成するPAGが、重量を基準として、ポリエチレングリコール残基を少なくとも50重量%含んでいること;(c)PEEAとPEEBとのコート層の厚みの合計が、5〜50μmの範囲にあること;および(d)PEEAとPEEBとを併せた全コート層中占めるPEEAのコート層の割合が、重量を基準として、5〜40重量%の範囲にあること。
IPC (2件):
D06M 15/507 ,  B32B 25/12
FI (2件):
D06M 15/507 Z ,  B32B 25/12
Fターム (34件):
4F100AK41A ,  4F100AK41B ,  4F100AK41C ,  4F100AK54A ,  4F100AK54B ,  4F100AL09A ,  4F100AL09B ,  4F100AT00C ,  4F100BA03 ,  4F100BA07 ,  4F100BA10A ,  4F100BA10C ,  4F100BA13 ,  4F100DG01C ,  4F100DG11C ,  4F100EH462 ,  4F100EJ862 ,  4F100JA06A ,  4F100JA06B ,  4F100JA07A ,  4F100JA07B ,  4F100JA20A ,  4F100JA20B ,  4F100JD04 ,  4F100JD05 ,  4F100JK01 ,  4F100JK05 ,  4F100JL00 ,  4F100YY00A ,  4F100YY00B ,  4L033AB04 ,  4L033AC07 ,  4L033BA05 ,  4L033CA45
引用特許:
出願人引用 (8件)
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