特許
J-GLOBAL ID:200903066543409223
金属間相の形成が抑制された耐食性、耐脆化性、鋳造性及び熱間加工性に優れたスーパー二相ステンレス鋼
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
津国 肇
, 篠田 文雄
, 束田 幸四郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-578609
公開番号(公開出願番号):特表2005-520934
出願日: 2003年03月24日
公開日(公表日): 2005年07月14日
要約:
金属間相、例えばシグマ(σ)相及びカイ(χ)相の形成は、スーパー二相ステンレス鋼の耐食性及び機械的性質を劣化させる。本発明は、重量%で、Cr:21.0%〜38.0%、Ni:3.0%〜12.0%、Mo:1.5%〜6.5%、W:0〜6.5%、Si:3.0%以下、Mn:8.0%以下、N:0.2%〜0.7%、C:0.1%以下、Ba:0.0001〜0.6%、並びにMM(ミッシュメタル)及びYの1種以上を0.0001〜1%からなる群から選択される少なくとも1種の元素、残りは鉄と不可避的不純物からなり、金属間相の形成が著しく抑制されたスーパー二相ステンレス鋼を提供する。次式(1): PREW=重量%Cr+3.3(重量%Mo+0.5重量%W)+30重量%N--------(1)で定義される孔食抵抗当量指数(PREW)が40≦PREW≦67を有する。本発明のスーパー二相ステンレス鋼は、優れた耐食性、耐脆化性、鋳造性及び熱間加工性を有する。
請求項(抜粋):
重量%で、Cr:21.0%〜38.0%、Ni:3.0%〜12.0%、Mo:1.5%〜6.5%、W:0〜6.5%、Si:3.0%以下、Mn:8.0%以下、N:0.2%〜0.7%、C:0.1%以下、Ba:0.0001〜0.6%、残りは鉄と不可避的不純物からなり、
下記式(1)で定義される孔食抵抗当量指数PREWが40≦PREW≦67を満足する、金属間相の形成が抑制された耐食性、耐脆化性、鋳造性及び熱間加工性に優れたスーパー二相ステンレス鋼。
PREW=重量%Cr+3.3(重量%Mo+0.5重量%W)+30重量%N--------(1)
IPC (2件):
FI (2件):
C22C38/00 302H
, C22C38/58
引用特許:
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