特許
J-GLOBAL ID:200903066659685457

記録情報再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-399999
公開番号(公開出願番号):特開2002-197666
出願日: 2000年12月28日
公開日(公表日): 2002年07月12日
要約:
【要約】【課題】 複数の記録層が積層されている多層ディスクではスペーサ層に気泡や隙間等があると、ピットやグルーブを正しく読み取ることができなくなるなどのため、信号処理側で安定に層間クロストークを除去する方法が望まれている。【解決手段】 仮判別回路33は、パーシャルレスポンス等化を前提とした仮判別(収束目標設定)を行う。この仮判別値と波形等化後再生信号との差分値をエラーと信号として減算器34から取り出し、乗算器・LPF27〜29に供給し、エラー信号が0になるようにトランスバーサルフィルタ21、25、26のフィルタ係数を可変制御する。トランスバーサルフィルタ21には再生しようとするセンター層からの再生信号が入力されて波形等化され、トランスバーサルフィルタ25、26には隣接層からの再生信号が入力されて擬似クロストーク信号として取り出され、減算器30、31で波形等化された再生信号と減算される。
請求項(抜粋):
複数の記録層が積層された構造の多層記録媒体に記録されている、再生すべき任意の一の記録層の記録情報を読み取って第1の読取信号を得る第1の読取手段と、前記第1の読み取り手段により読み取りが行われる前記多層記録媒体の前記任意の一つの記録層の上下の少なくとも一方に存在する記録層の記録情報を読み取って第2の読取信号を得る第2の読取手段と、前記第1の読取信号を、第1のフィルタ係数に基づいて波形等化する第1のフィルタリング手段と、前記第2の読取信号を、第2のフィルタ係数に基づいてフィルタリングして擬似クロストーク信号を出力する第2のフィルタリング手段と、少なくとも波形等化後再生信号を入力として受け、パーシャルレスポンス等化を前提として、前記波形等化後再生信号の目標値となる仮判別値を算出する仮判別手段と、前記仮判別値と前記波形等化後再生信号との差分値をエラー信号として出力する第1の減算手段と、前記第1の減算手段より出力される前記エラー信号に基づき、前記第1のフィルタ係数を前記エラー信号が最小になるように可変制御する第1の係数生成手段と、前記第1の減算手段から出力される前記エラー信号に基づき、前記第2のフィルタ係数を可変制御する第2の係数生成手段と、前記第1のフィルタリング手段の出力信号から前記第2のフィルタリング手段から出力される前記擬似クロストーク信号を減算して、前記再生すべき任意の一の記録層の記録情報の波形等化後再生信号を出力する第2の減算手段とを有することを特徴とする記録情報再生装置。
IPC (7件):
G11B 7/005 ,  G11B 20/10 321 ,  G11B 20/18 534 ,  G11B 20/18 570 ,  G11B 20/18 572 ,  G11B 20/18 ,  G11B 20/18 576
FI (7件):
G11B 7/005 B ,  G11B 20/10 321 Z ,  G11B 20/18 534 A ,  G11B 20/18 570 F ,  G11B 20/18 572 C ,  G11B 20/18 572 F ,  G11B 20/18 576 Z
Fターム (16件):
5D044BC03 ,  5D044CC06 ,  5D044DE69 ,  5D044FG01 ,  5D044FG04 ,  5D044FG05 ,  5D044FG16 ,  5D044GL32 ,  5D090AA01 ,  5D090BB02 ,  5D090BB12 ,  5D090CC04 ,  5D090DD03 ,  5D090DD05 ,  5D090FF05 ,  5D090FF45
引用特許:
審査官引用 (9件)
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