特許
J-GLOBAL ID:200903066669214339
機能性RNAが制御するターゲットmRNAの予測・同定方法及びその利用方法
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
,
,
代理人 (3件):
平木 祐輔
, 石井 貞次
, 藤田 節
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-272918
公開番号(公開出願番号):特開2007-082436
出願日: 2005年09月20日
公開日(公表日): 2007年04月05日
要約:
【課題】 miRNAとそれらのターゲットとなる1つまたは複数のターゲット遺伝子(ターゲットmRNA)を同定または予測すること。【解決手段】 miRNAとそれらのターゲットとなる1つまたは複数のターゲットmRNAを予測又は同定する方法として、対象となる全mRNAにおける全ての部分配列がmiRNAと取り得る二本鎖RNAの最も安定な二次構造とその二次構造エネルギーを計算することにより、miRNAがmRNAとの結合において安定構造を取り得る全ての部分配列を探索し、次いで、対象部分配列または対象部分配列の周辺領域が、該当mRNAの部分配列と形成可能な最も安定な二次構造とその二次構造エネルギーを計算することにより、該当mRNAの対象部分配列がmiRNAと相互作用可能な構造であるかどうかを判定する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
遺伝子発現制御機能を持つ16〜25塩基長のmiRNA分子により発現が制御されるターゲットmRNAを予測又は同定する方法であって、
(1)ターゲットmRNA候補中の部分配列とmiRNA配列との二次構造エネルギーを順次計算し、miRNAと安定な結合が可能な部分配列を探索し、安定な結合が可能な部分配列が存在するターゲットmRNA候補とmiRNAの組を選択する第1ステップ、及び
(2)第1ステップにおいて選択されたターゲットmRNA候補とmiRNAの組において、ターゲットmRNA候補中でmiRNAが安定に結合可能な前記部分配列又はその近傍の部分配列がmRNA内部において取り得る最も安定な二次構造エネルギーを計算し、これを、ターゲットmRNA候補中の前記安定な結合が可能な部分配列とmiRNA配列との二次構造エネルギーと比較し、前記mRNA内部において前記部分配列又はその近傍の部分配列が取り得る最も安定な二次構造エネルギーが相対的に高い前記部分配列又は近傍の部分配列が存在するmRNAとmiRNAの組を選択する第2ステップを含み、
以上のステップにより選択された組のmRNAが当該組のmiRNA分子により発現が制御されるターゲットmRNAであると予測又は同定する方法。
IPC (4件):
C12Q 1/68
, C12N 15/09
, A61K 48/00
, A61K 31/708
FI (4件):
C12Q1/68 Z
, C12N15/00 A
, A61K48/00
, A61K31/7088
Fターム (24件):
4B024AA01
, 4B024AA10
, 4B024CA11
, 4B024HA17
, 4B024HA20
, 4B063QA05
, 4B063QA11
, 4B063QQ52
, 4B063QR36
, 4B063QR90
, 4B063QS34
, 4B063QS39
, 4B063QX04
, 4B063QX10
, 4C084AA02
, 4C084AA13
, 4C084BA35
, 4C084CA53
, 4C084NA14
, 4C086AA01
, 4C086EA16
, 4C086MA01
, 4C086MA04
, 4C086NA14
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
マイクロRNA分子
公報種別:公表公報
出願番号:特願2003-532675
出願人:マックス-プランク-ゲゼルシャフト・ツア・フェルデルング・デア・ヴィッセンシャフテン・エー・ファオ
-
マイクロアレー上でのsiRNAの検出および定量
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-234466
出願人:エッペンドルフアレイテクノロジーズソシエテアノニム
引用文献:
審査官引用 (6件)
-
Cell, 2003, vol.115, p.787-98
-
Genes Dev., 2004, Vol.18, No.10, p.1165-78
-
RNA, 2004, Vol.10, No.10, p.1507-17
全件表示
前のページに戻る