特許

J-GLOBAL ID：200903066716915880

画像フィルタリング方法及び装置

発明者： 古川 至
出願人/特許権者： 大日本スクリーン製造株式会社
代理人 (1件)： 吉田 茂明 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-347649
公開番号（公開出願番号）：特開平10-191065
出願日： 1996年12月26日
公開日（公表日）： 1998年07月21日
要約：

【要約】【課題】 画像に対して良好な処理を行うことができる画像フィルタリング方法及び装置を提供すること。【解決手段】 注目画素の濃度値である主信号Sは、縦方向コントラスト抽出部11,横方向コントラスト抽出部12,フィルタ演算部41に導かれる。そして縦方向コントラスト抽出部11では、画像の副走査方向である縦方向のコントラストCyが抽出され、横方向コントラスト抽出部12では、画像の主走査方向である横方向のコントラストCxが抽出される。そして、縦方向テーブル参照部21,横方向テーブル参照部22では、それぞれのコントラストに応じて縦有効幅Wy,横有効幅Wxが出力される。そして、フィルタ演算部41では、縦有効幅Wy,横有効幅Wxに適したサイズのメディアンフィルタが適用され、そのフィルタ領域内に存在する画素の画素レベルのうち中央値を選択してフィルタ済信号S’とすることにより、画像のノイズ除去を行う。

請求項（抜粋）：

画像フィルタで原画像を走査することによって前記原画像に含まれるノイズ成分を除去する方法であって、処理対象である注目画素の近傍画素群からコントラストを求めるコントラスト導出工程と、前記コントラストに応じて、前記画像フィルタの有効サイズを決定する有効サイズ決定工程と、前記有効サイズ決定工程で決定された前記有効サイズ内に位置する少なくとも1つの画素の画素レベルのうち中央値となる画素レベルを選択し、前記注目画素の画素レベルを前記中央値に変更するフィルタリング工程と、を備えることを特徴とする画像フィルタリング方法。

IPC (2件)：

H04N 1/409 ,  G06T 5/20

FI (3件)：

H04N 1/40 101 C ,  G06F 15/68 400 A ,  G06F 15/68 405

引用特許：

審査官引用 (2件)

• メディアンフィルタ
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-133181   出願人：川崎製鉄株式会社
• 適応ノイズ除去方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-330000   出願人：ゼロックスコーポレイション