特許
J-GLOBAL ID:200903066717423913

2サイクルエンジンのクランク軸支持構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-073778
公開番号(公開出願番号):特開平9-264156
出願日: 1996年03月28日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】2サイクルエンジンのクランク軸支持構造において、組立寸法誤差や熱膨張時の寸法変化量の偏差に関係なく、クランク軸支持軸受の性能や耐久性を安定化できるようにすること。【解決手段】クランク軸4の一側が深溝型玉軸受6を介して、また、クランク軸4の他側が円筒ころ軸受7を介してそれぞれクランクケース1に支持された構造。円筒ころ軸受7は、一方軌道輪72が円筒ころ73を軸方向位置決めして、他方軌道輪71が一方軌道輪72および円筒ころ73との軸方向での相対的な変位を許容する。クランク軸4のバランスウェイト間の組立幅やクランクケース1の段部1aの形成位置などによる組立寸法誤差や熱膨張時の寸法変化量の偏差によって、深溝型玉軸受6や円筒ころ軸受7の内・外輪に相反するアキシャル荷重がかかっても、特に深溝型玉軸受6に不必要な予圧が付与されずに済む。円筒ころ軸受7は、その内・外輪71,72の相対位置がずれても軸受機能に支障ない。
請求項(抜粋):
クランク軸の両側を転がり軸受を介してケースに支持する構造であって、クランク軸の一側の転がり軸受を深溝型玉軸受とし、クランク軸の他側の転がり軸受を円筒ころ軸受とし、かつ、前記円筒ころ軸受は、一方軌道輪が円筒ころを軸方向位置決めして、他方軌道輪が前記一方軌道輪および円筒ころとの軸方向での相対的な変位を許容するものである、ことを特徴とする2サイクルエンジンのクランク軸支持構造。
IPC (3件):
F02B 75/32 ,  F16C 9/02 ,  F16C 19/49
FI (3件):
F02B 75/32 A ,  F16C 9/02 ,  F16C 19/49
引用特許:
審査官引用 (1件)

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