特許
J-GLOBAL ID:200903066718787099

車両およびその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人アイテック国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-070290
公開番号(公開出願番号):特開2009-220790
出願日: 2008年03月18日
公開日(公表日): 2009年10月01日
要約:
【課題】燃費を優先させる燃費優先モードが選択されているときに車両全体のエネルギ効率の向上を図る。【解決手段】エンジンの始動時に燃費優先モードが選択されているときには、エンジンをモータリングするトルクを第1モータから出力し(ステップS120,S170)、第1モータから出力されるトルクTm1*がリングギヤ軸32aに作用するトルクとエンジンと第1モータとを含む回転系の回転数の変化に基づいて駆動軸に作用する始動時慣性トルク(kstart・Tm1*/ρ)とをキャンセルするキャンセルトルクが燃費優先モードが選択されていないときより小さくなるよう始動時慣性率kstartを設定し(ステップS130)、こうして設定した始動時慣性率ksartを用いて設定されたトルク指令Tm1*でモータMG2を制御する(ステップS140〜S170)。【選択図】図2
請求項(抜粋):
内燃機関と、動力を入出力可能な発電機と、車軸に連結された駆動軸と前記内燃機関の出力軸と前記発電機の回転軸とに3つの回転要素が接続された遊星歯車機構と、前記駆動軸に動力を入出力可能な電動機と、前記発電機および前記電動機と電力のやり取りが可能な蓄電手段と、を備える車両であって、 燃費を優先する燃費優先モードを選択可能な燃費優先モード選択手段と、 走行に要求される要求駆動力を設定する要求駆動力設定手段と、 前記内燃機関の始動指示または停止指示がなされたとき、前記燃費優先モードが選択されていないときには前記内燃機関の回転数を該内燃機関への指示に基づく回転数にするトルクが前記発電機から出力されると共に前記発電機からトルクを出力すると前記遊星歯車機構を介して前記駆動軸に作用するトルクおよび前記内燃機関と前記発電機とを含む回転系の回転数の変化に基づいて前記遊星歯車機構を介して前記駆動軸に作用するトルクを考慮したトルクをキャンセルする燃費非優先時キャンセルトルクと前記設定された要求駆動力に基づく前記電動機から出力すべき走行用トルクとの和のトルクが前記電動機から出力されながら前記内燃機関が始動または停止されるよう前記内燃機関と前記発電機と前記電動機とを制御し、前記燃費優先モードが選択されているときには前記内燃機関の回転数を該内燃機関への指示に基づく回転数にするトルクが前記発電機から出力されると共に前記燃費非優先時キャンセルトルクより小さい燃費優先時キャンセルトルクと前記走行用トルクとの和のトルクが前記電動機から出力されながら前記内燃機関が始動または停止されるよう前記内燃機関と前記発電機と前記電動機とを制御する制御手段と、 を備える車両。
IPC (6件):
B60W 10/06 ,  B60W 20/00 ,  B60W 10/08 ,  B60K 6/445 ,  B60K 6/52 ,  B60L 11/14
FI (5件):
B60K6/20 310 ,  B60K6/20 320 ,  B60K6/445 ,  B60K6/52 ,  B60L11/14
Fターム (17件):
5H115PA11 ,  5H115PC06 ,  5H115PG04 ,  5H115PI16 ,  5H115PU08 ,  5H115PU25 ,  5H115PV10 ,  5H115PV23 ,  5H115QH01 ,  5H115RE03 ,  5H115SE02 ,  5H115SE03 ,  5H115SE05 ,  5H115TB01 ,  5H115TE02 ,  5H115TE05 ,  5H115TO04
引用特許:
出願人引用 (1件)

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