特許
J-GLOBAL ID:200903066766689678
環状オレフィン付加重合体の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
白井 重隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-227249
公開番号(公開出願番号):特開2003-040930
出願日: 2001年07月27日
公開日(公表日): 2003年02月13日
要約:
【要約】【課題】 炭化水素溶媒中にて、入手が容易な触媒成分を用い、かつ、多量のアルミノキサンを使用することなく、極性基を有する環状オレフィンを含む単量体成分を付加重合する、環状オレフィン付加重合体の製造方法を提供すること。【解決手段】 特定の極性基含有環状オレフィンを含む環状オレフィンを、(i)下記式(2)で表されるニッケル化合物、または、ニッケルのβ-ジケトネート、もしくはニッケルの炭素数1〜12の直鎖または分岐アルキル基を有するカルボン酸塩から選ばれる化合物の、強ブレンステッド酸変性化合物、(ii)ルイス酸化合物、および(iii)アルキルアルミノキサンを含む重合触媒成分を用い、炭化水素溶媒中にて重合し、環状オレフィン付加重合体を得る。[LnNiX][A]......(2)[式(2)中、Lは中性の配位子あるいは溶媒分子であり、nは0〜3であり、Xはβ-ジケトネートアニオン、あるいは炭素数1から12の直鎖または分岐アルキル基を有するカルボン酸アニオンであり、Aは非配位性あるいは弱配位性のアニオンである。]
請求項(抜粋):
少なくとも1種の下記式(1)で表される極性基含有環状オレフィンを含む環状オレフィンを、(i)下記式(2)で表されるニッケル化合物、(ii)ルイス酸化合物、および(iii)アルキルアルミノキサンを含む重合触媒成分を用い、炭化水素溶媒中にて付加重合することを特徴とする、環状オレフィン付加重合体の製造方法。【化1】[式(1)中、A1,A2,A3,A4の少なくとも1つは-(CR1R2)qXで表される極性基を示し、それ以外は、同一または異なり、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜10のアルキル基、ハロゲン化アルキル基、アラルキル基、シクロアルキル基、アリール基より選ばれる基である。ここで、Xは-C(O)R3,-OC(O)R4,C(O)OR5または-SiY1Y2Y3を表し、R1〜R5は同一または異なり、水素原子、炭素数1〜10の炭化水素基あるいはハロゲン化炭化水素基を表し、Y1〜Y3は同一または異なり、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜10の炭化水素基、ハロゲン化炭化水素基、アルコキシ基、あるいはアリロキシ基を表し、互いに結合して5〜8員環を形成してもよい。A1とA2またはA1とA3は閉環して環状ケトン、ラクトン、酸無水物を形成してもよい。p,qは0〜3の整数を表す。][LnNiX][A]......(2)[式(2)中、Lは中性の配位子あるいは溶媒分子であり、nは0〜3であり、Xはβ-ジケトネートアニオン、あるいは炭素数1から12の直鎖または分岐アルキル基を有するカルボン酸アニオンであり、Aは非配位性あるいは弱配位性のアニオンである。]
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (29件):
4J028AA01A
, 4J028AB00A
, 4J028AC48A
, 4J028BA00A
, 4J028BA02B
, 4J028BB00A
, 4J028BB01B
, 4J028BC13B
, 4J028BC25B
, 4J028CA14B
, 4J028CA17B
, 4J028EB26
, 4J028EC01
, 4J028EC02
, 4J028GA01
, 4J028GA06
, 4J100AR11P
, 4J100AR11Q
, 4J100BA20P
, 4J100BA71P
, 4J100BA77P
, 4J100BB01P
, 4J100BB18P
, 4J100BC43Q
, 4J100BC44Q
, 4J100BC53P
, 4J100BC55P
, 4J100CA04
, 4J100FA09
引用特許:
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