特許
J-GLOBAL ID:200903066788242570

被削性に優れた機械構造用鋼材及び機械構造部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-204882
公開番号(公開出願番号):特開2001-214241
出願日: 2000年07月06日
公開日(公表日): 2001年08月07日
要約:
【要約】【課題】靱性はそれほど必要とはされないものの被削性、なかでもドリル穿孔時の「ドリル寿命」と「切り屑処理性」に優れたHv硬さが160〜350の機械構造用鋼材と機械構造部品を提供する。【解決手段】C:0.05〜0.55%、Si:0.50〜2.5%、Mn:0.15〜2.00%、S:0.080超〜0.20%、Cr≦2.00%、P≦0.035%、V≦0.50%、N≦0.0150%、Al≦ 0.04%、Ni≦2.0%、Mo≦1.5%、B≦0.01%、Bi≦0.10%、Ca≦0.05%、Pb≦0.12%、Ti<0.04%、Zr<0.04%、Ti+Zr<0.04%、Te≦0.05%、Nd≦0.05%、Nb≦0.1%、Cu≦1.5%、Se≦0.5% を含有し、-23C+Si(5-2Si)-4Mn+104S-3Cr-9V+10≧7.5、3.2C+0.8Mn+5.2S+0.5Cr-120N+2.6Pb+4.1Bi-0.001α<SP>2</SP> +0.13α≧3.0 を満たし、残部がFeと不純物からなる化学組成で、組織の10〜80%がフェライト相である機械構造用鋼材。
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.05〜0.55%、Si:0.50〜2.5%、Mn:0.15〜2.00%、S:0.080を超えて0.2%以下、Cr:0〜2.0%、P:0.035%以下、V:0〜0.50%、N:0.0150%以下、Al:0.04%以下、Ni:0〜2.0%、Mo:0〜1.5%、B:0〜0.01%、Bi:0〜0.10%、Ca:0〜0.05%、Pb:0〜0.12%、Ti:0〜0.04%未満、Zr:0〜0.04%未満で、且つ、Ti(%)+Zr(%):0〜0.04%未満、Te:0〜0.05%、Nd:0〜0.05%、Nb:0〜0.1%、Cu:0〜1.5%、Se:0〜0.5%を含有し、下記 (1)式で表されるfn1の値が7.5以上、下記 (2)式で表されるfn2の値が3.0以上を満たし、残部がFe及び不純物からなる化学組成で、面積割合で組織の10〜80%がフェライト相であるHv硬さが160〜350の機械構造用鋼材。 fn1=-23C+Si(5-2Si)-4Mn+104S-3Cr-9V+10・・・(1) fn2=3.2C+0.8Mn+5.2S+0.5Cr-120N+2.6Pb+4.1Bi-0.001α2 +0.13α・・・(2)ここで、各式における元素記号はその元素の質量%での含有量を示し、αは組織におけるフェライト相の%での面積割合を示す。
IPC (2件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/60
FI (2件):
C22C 38/00 301 M ,  C22C 38/60
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (8件)
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