特許
J-GLOBAL ID:200903066847191429
音響エコー相殺器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡部 正夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-137334
公開番号(公開出願番号):特開平9-018390
出願日: 1996年05月31日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 近端音声に起因するエコー相殺を改善する。【解決手段】 第一のエコー相殺器と少なくとも第二のエコー相殺器を採用することによって音響エコーが相殺される。第一のエコー相殺器は比較的短い第一のインパルス応答合成機能(期間)を持つ。少なくとも第二のエコー相殺器は、比較的長い第二のインパルス応答合成機能(期間)を持つ。第二のエコー相殺器に第一のエコー相殺器からの第一のエラー信号が供給される。第二のエコー相殺器は、第一のエコー相殺器と独立して、適応的に動作する。より詳細には、第一のエコー相殺器は、直接経路音響エコーおよび安定な時間的に変動しない早期到達エコーを捕捉することを意図されるために、第一のエコー相殺器の適応回路の適応速度、つまり、ループ利得は、非常に小さな値に選択することができ、このために、適応が検出されない近端音声が存在した場合でも正確になる。
請求項(抜粋):
音響エコー相殺器装置であって、この装置が:受信路と送信路との間に接続された第一のエコー相殺器手段を含み、このエコー相殺器手段が、第一のエラー信号を生成するため、および送信路内のエコー信号を相殺するための第一のインパルス応答合成機能(期間)を持ち、この装置がさらに前記受信路と送信路との間に接続された第一のエコー相殺器手段と並列に接続された前記第一のインパルス応答(期間)よりも長い第二のインパルス応答合成機能(期間)を持つ少なくとも第二のエコー相殺器手段を含み、この少なくとも第二のエコー相殺器手段に前記第一のエラー信号が供給され、この第二のエコー相殺器手段が前記送信路内のエコー信号をさらに相殺するために前記第一のエコー相殺器手段と同時的に、かつ、適応的に動作し、ここで、前記第一と第二のエコー相殺器がお互いに独立して動作することを特徴とする音響エコー相殺器装置。
IPC (4件):
H04B 3/23
, H03H 17/00 601
, H03H 21/00
, H04M 9/08
FI (4件):
H04B 3/23
, H03H 17/00 601 N
, H03H 21/00
, H04M 9/08
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開昭63-062420
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エコーキャンセラ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-168682
出願人:富士通株式会社
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特開昭60-096055
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