特許
J-GLOBAL ID:200903066927906402
モータ駆動装置及びモータ駆動方法並びにディスク駆動装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (5件):
山田 卓二
, 田中 光雄
, 和田 充夫
, 石野 正弘
, 川端 純市
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-172848
公開番号(公開出願番号):特開2008-005632
出願日: 2006年06月22日
公開日(公表日): 2008年01月10日
要約:
【課題】確実なモータ起動を可能にするモータ駆動装置を提供する。【解決手段】モータ駆動装置は、モータ巻線に並列接続された抵抗回路17の仮想中性点CN2と非導通のモータ巻線9〜11の端子間の差電圧を検出する仮想差電圧検出器40と、その差電圧に基づきロータ位置を検出する位置検出回路50と、ロータ位置に基づきインバータ回路30の転流を制御する転流制御部22とを備える。モータ駆動装置は、ロータ位置を探索して起動通電を行う探索起動モードと、モータの逆起電圧に基づき転流制御する逆起電圧帰還モードとを有する。探索起動モードでは、探索パルスを通電相対に順方向及び逆方向のそれぞれの方向に印加して検出した差電圧に基づきロータ位置を判定するロータ位置探索過程と、判定したロータ位置に基づきロータに回転トルクを与える起動回転パルスを付与する起動回転トルク付与過程とを交互に行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ロータと複数相のモータ巻線を有するステータを含むモータの駆動装置において、
仮想中性点を有し、該仮想中性点においてモータ端子電圧を平均化した電圧を与える仮想中性点手段と、
複数のスイッチング素子からなるインバータと、
モータの逆起電圧を検出する逆起電圧検出手段と、
前記仮想中性点の電圧と、前記モータ巻線のうちの非通電相の巻線の端子電圧との間の差電圧である仮想差電圧を検出する仮想差電圧検出手段と、
前記仮想差電圧に基づき前記ロータの位置を検出するロータ位置検出手段と、
前記インバータの転流を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は動作モードとして、
前記ロータ位置検出手段の検出結果に基づいてモータ起動時の通電相を決定し、その決定した通電相に対して起動通電を行う探索起動モードと、前記逆起電圧検出手段により検出された逆起電圧に基づき転流を制御する逆起電圧帰還モードとを有し、
前記探索起動モードにおいて、少なくとも1対の通電相の順方向及び逆方向にロータ位置を検出するための探索パルスを印加して前記仮想差電圧を検出し、順方向及び逆方向において得られた仮想差電圧を加算し、前記加算された仮想差電圧の極性に基づきロータ位置を判定するロータ位置探索過程と、前記ロータ位置探索過程において判定したロータ位置に基づき、ロータに所定の回転トルクを与える起動回転パルスを付与する起動回転トルク付与過程とを交互に行う
ことを特徴とするモータ駆動装置。
IPC (2件):
FI (2件):
H02P6/02 371T
, G11B19/20 D
Fターム (15件):
5D109BA29
, 5D109BA36
, 5H560AA04
, 5H560BB04
, 5H560BB07
, 5H560BB12
, 5H560DA13
, 5H560DC06
, 5H560DC12
, 5H560DC13
, 5H560EB01
, 5H560EC04
, 5H560GG04
, 5H560HA04
, 5H560XA12
引用特許:
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