特許
J-GLOBAL ID:200903066966427589

フィレットローリング加工装置およびこの装置における傷判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-199718
公開番号(公開出願番号):特開平9-047960
出願日: 1995年08月04日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【課題】 クランクシャフトのコーナR部あるいは、このコーナR部に対してローリング(冷間圧延)加工を施すフィレットロールの傷発生を的確に判定する。【解決手段】 クランクシャフトWにおけるクランクピンまたはメインジャーナルを、クランプアーム1によりフィレットローラ5およびレストローラ7を介して把持し、クランクシャフトWをクランクピンまたはメインジャーナルを中心に回転させて、クランクピンまたはメインジャーナルのコーナR部を、フィレットローラ5により冷間圧延し、圧縮残留応力を付与して強度を高める。この冷間圧延加工時に、クランプアーム1を駆動する油圧シリンダ9の油圧配管17に設けた圧力センサ19により、油圧の微振動を検出し、フィレットローラ5あるいはコーナR部に発生した傷を判定する。圧力センサ19による検出値は、電圧波形の最大振幅を取り込み、最大振幅が基準振幅を越えたときに傷発生と判定する。
請求項(抜粋):
クランクシャフトにおけるクランクピンまたはメインジャーナルをフィレットローラとレストローラとで回転可能に支持し、前記クランクシャフトを回転させつつ前記フィレットローラにて前記クランクピンまたはメインジャーナルのコーナR部に圧縮応力を付与するフィレットローリング加工装置において、前記フィレットローラおよびレストローラが回転可能に装着されて前記クランクシャフトを把持するクランプアームと、このクランプアームの把持動作を行わせる油圧駆動機構と、この油圧駆動機構の油圧配管途中に設けられ油圧配管内の油圧変動を検出する油圧変動検出器と、この油圧変動検出器の検出値に基づき、前記クランクシャフトの回転動作中での前記コーナR部あるいは前記フィレットローラにおける傷発生を判定する判定手段とを有することを特徴とするフィレットローリング加工装置。
IPC (8件):
B24B 39/04 ,  B21K 1/08 ,  B23P 9/04 ,  B30B 15/28 ,  G01B 13/00 ,  G01L 23/00 ,  G01N 19/08 ,  G01N 29/12
FI (8件):
B24B 39/04 A ,  B21K 1/08 ,  B23P 9/04 ,  B30B 15/28 N ,  G01B 13/00 ,  G01L 23/00 ,  G01N 19/08 Z ,  G01N 29/12
引用特許:
出願人引用 (1件)

前のページに戻る