特許
J-GLOBAL ID:200903066969535595

集塵装置におけるフィルタの逆洗方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-021530
公開番号(公開出願番号):特開平9-206536
出願日: 1996年02月07日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】【課題】集塵装置の逆洗機構を最適なタイミングで作動して、フィルタを的確に逆洗することができるようにする。【解決手段】フィルタ20の上流側の被処理ガスの温度、圧力、下流側の透過ガスの温度、圧力、および逆洗機構30の下流側の透過ガスの温度、圧力、流量の値からフィルタの圧損係数Kを算出し、算出された圧損係数Kと予め設定した圧損係数K0とを比較して、K≧K0の場合に逆洗機構30を作動して逆洗を行う。フィルタの圧損係数Kは、被処理ガスの温度、圧力、流量、粘性の変動に関わらず一定となり、この圧損係数Kに基づいて逆洗機構30の作動タイミングを決定すれば、最適な作動タイミングとなる。
請求項(抜粋):
ケーシング内に設けたガス通路にフィルタを配設するとともに前記ガス通路における前記フィルタの下流側に逆洗機構を配設してなり、被処理ガスを前記フィルタの上流側から供給して同フィルタの隔壁の一方側から他方側へ透過させ、前記被処理ガスに混在するダストを前記隔壁の一方側にて捕集するとともに、前記逆洗機構から逆洗用ガスを噴出して前記フィルタの隔壁の他方側から一方側へ透過させ、同フィルタの隔壁の一方側に付着するダストを離脱させるように構成した集塵装置におけるフィルタの逆洗方法であり、前記フィルタの上流側の被処理ガスの温度T1、圧力P1、同フィルタの下流側の透過ガスの温度T2、圧力P2、前記逆洗機構の下流側の透過ガスの温度T3、圧力P3、前記被処理ガスまたは透過ガスの流量Q1の値から、前記フィルタにおける平均ガス温度〔T=f(T1,T2)〕、ガス流量〔Q=f(Q1,T3,T,P3)〕、ガス粘性〔η=f(T)〕、フィルタ圧損係数〔K=f(ΔP,Q,η)〕を算出し、算出されたフィルタ圧損係数Kの値が予め設定したフィルタ圧損係数の設定値K0以上になったとき前記逆洗機構を作動させて、同フィルタ圧損係数Kが設定値K0未満になるまで逆洗することを特徴とする集塵装置におけるフィルタの逆洗方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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