特許
J-GLOBAL ID:200903067061854994

偏光板用保護フィルム及び偏光板

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-025427
公開番号(公開出願番号):特開平11-223728
出願日: 1998年02月06日
公開日(公表日): 1999年08月17日
要約:
【要約】【課題】 液晶表示装置は、携帯用のOA機器、自動車や各種工業用計器の表示装置のように、温度変化や湿度変化が激しい条件下で使用する場合がある。偏光子として使用されるポリビニルアルコールフィルムも、保護フィルムとして使用されるトリアセチルセルロースフィルムも、耐熱性と耐湿性が充分でないため、これらから成る偏光板を高温もしくは高湿の雰囲気下で長時間使用すると、偏光度の著しい低下と、偏光子と保護フィルムの分離あるいは透明性が低下するため、用途面で種々の制約を受けてきた。このようにこれまで実用化されている偏光板は、耐熱性と耐湿性の信頼性に乏しい。【解決手段】 ポリビニルアルコール系偏光子の少なくとも片面に、光弾性係数の絶対値が50×10-13 cm2/dyne以下であり、かつ40°C/90%RHでの透湿度が300 g/m2・24h・70μm以下であり、かつ90°Cでの動的粘弾性率が3×104 Kg/cm2以上であり、かつガラス転移温度が100°C以上であり、かつリターデーション値が20nm以下である透明樹脂フィルムを用いる。
請求項(抜粋):
光弾性定数の絶対値が50×10-13 cm2/dyne以下であり、かつ40°C/90%RHでの透湿度が300 g/m2・24h・70μm以下であり、かつ90°Cでの動的粘弾性率が3×104 Kg/cm2以上であり、かつガラス転移温度が100°C以上であり、かつリターデーション値が20nm以下である透明樹脂フィルムを用いることを特徴とする偏光板用保護フィルム。
IPC (3件):
G02B 5/30 ,  G02F 1/1335 510 ,  C08J 5/18 CFD
FI (3件):
G02B 5/30 ,  G02F 1/1335 510 ,  C08J 5/18 CFD
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 偏光板
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-095817   出願人:株式会社クラレ
  • 特開平4-173837
  • 偏光板保護膜およびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-299228   出願人:富士写真フイルム株式会社
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