特許
J-GLOBAL ID:200903067065345121

高清浄性極低炭素鋼の精錬方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-224951
公開番号(公開出願番号):特開平9-071810
出願日: 1995年09月01日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】高清浄性極低炭素鋼の精錬方法を提供する。【解決手段】出鋼の際にスラグ改質剤を添加し、その後真空脱ガス装置で脱炭を行う際に真空槽内の溶鋼に酸素を吹付け又は吹込みにより添加し、脱炭終了後に金属Al又はAl合金を添加して脱酸を行い、次いでフラックスを添加する高清浄性極低炭素鋼の精錬方法であって、下記?@〜?Bの条件を満たす方法。?@スラグ改質剤添加後取鍋内スラグの(Wt%CaO)/(Wt%Al2O3) を1〜2とする。?A酸素量X(Nm3/ton) :下記式(1)4・Y≦X≦10・Y ・・(1) 、但し、Y:真空脱炭前炭素濃度(Wt%)?BフラックスはMgO 主体のものを用いて真空槽内の溶鋼に添加し、取鍋内スラグの(Wt%CaO)/(Wt%MgO) を1〜5とする。【効果】脱炭時間短縮による生産性向上と鋼の清浄性向上とを両立させることができる。
請求項(抜粋):
溶鋼を取鍋へ出鋼する際にスラグ改質剤を添加し、その後真空脱ガス装置を用いて真空脱炭処理を行う際に真空槽内の溶鋼に酸素ガスを吹き付けまたは吹き込みにより添加し、脱炭処理終了後に真空槽内の溶鋼に金属AlまたはAl合金を添加し、引き続き脱酸処理を行い、次いでフラックスを添加する高清浄性極低炭素鋼の精錬方法であって、下記?@〜?Bの条件を満たすことを特徴とする高清浄性極低炭素鋼の精錬方法。?@スラグ改質剤を添加した後の取鍋内スラグの(Wt%CaO)/(Wt%Al2O3) を1〜2とする。?A添加する酸素量X(Nm3/ton) は下記式(1) の関係を満足させる。 4・Y≦X≦10・Y・・・・・・・・・・・・・・(1) ただし、Y:真空脱炭前の溶鋼中炭素濃度(Wt%)?BフラックスはMgO を主体とするものを用いて真空槽内の溶鋼に添加し、取鍋内スラグの(Wt%CaO)/(Wt%MgO) を1〜5とする。
IPC (5件):
C21C 7/10 ,  C21C 7/00 ,  C21C 7/04 ,  C21C 7/068 ,  C21C 7/076
FI (5件):
C21C 7/10 J ,  C21C 7/00 J ,  C21C 7/04 B ,  C21C 7/068 ,  C21C 7/076 A
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 高清浄度鋼の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-234076   出願人:川崎製鉄株式会社
  • 特開平4-072009
  • 特開平1-301814

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