特許
J-GLOBAL ID:200903067129351333

可変容量型ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩川 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-363737
公開番号(公開出願番号):特開2002-115673
出願日: 2000年11月29日
公開日(公表日): 2002年04月19日
要約:
【要約】【課題】 可変容量型ポンプにおいて、カムリングの広い偏心域で作動油の脈動現象を防止すること。【解決手段】 可変容量型ポンプ10において、カムリング22の内径のうち、ポンプ室23における吸込み区間と吐出し区間の間の中間区間23Aを形成する部分の内径を、吸込みポートの端部を始点とする負勾配曲線とし、真円曲線と負勾配曲線を高次曲線によりつなげた。
請求項(抜粋):
ポンプケーシングと、ポンプケーシングに配設されて回転駆動される真円状のロータと、ロータの周囲に配設され、ロータの外周部との間にポンプ室を形成するとともに、ロータに対して偏心可能とされるカムリングと、ポンプケーシングに配設され、作動油をポンプ室に吸い込む吸込みポートと、ポンプケーシングに配設され、作動油をポンプ室から吐出する吐出しポートと、ロータの溝に収容されて半径方向に移動可能に突出し、先端がカムリングの内周に接する複数のベーンとを有し、吸込みポートから吸い込まれる作動油を相隣るベーンの間の空間に挟み込み、この作動油をロータの回転により運搬して吐出しポートから吐出し、ロータに対するカムリングの偏心量を大きくすることによって作動油の吐出量を増加する可変容量型ポンプにおいて、カムリングの内周は、吸込みポートから作動油を吸込む吸込み区間の形状、吸込みポートから吸込んだ作動油を吐出しポートへ予圧縮して移送する下死点における第1閉じ込み区間の形状、吐出しポートから作動油を吐出する吐出し区間の形状、上死点において相隣るベーンの間の空間に挟みこんだ作動油を吸込みポートへ移送する第2閉じ込み区間の形状より構成され、前記吸込み区間と吐出し区間におけるカムリングの内周は、真円曲線と過渡曲線から構成され、前記閉じ込み区間におけるカムリングの内周は、カムリングの偏心量の如何にかかわらずロータの回転角の増加に対してベーンの動半径を常に減少させるように、曲率半径が該ロータの回転方向に沿って減少する負勾配曲線から構成されていることを特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
IPC (2件):
F04C 15/04 321 ,  F04C 2/344 331
FI (2件):
F04C 15/04 321 D ,  F04C 2/344 331 C
Fターム (12件):
3H040AA03 ,  3H040BB11 ,  3H040CC05 ,  3H040CC10 ,  3H040DD05 ,  3H040DD38 ,  3H040DD40 ,  3H044AA02 ,  3H044BB05 ,  3H044CC11 ,  3H044DD28 ,  3H044DD33
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 可変容量オイルポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-162404   出願人:アイシン精機株式会社
  • 特開昭59-046386
  • 特開平4-194390

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