特許
J-GLOBAL ID:200903067132673228

レーザフラッシュ法を用いた熱定数の解析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中前 富士男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-345336
公開番号(公開出願番号):特開平9-159631
出願日: 1995年12月06日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 高精度でかつ効率的に多層材料中の一層における未知の熱拡散率、比熱等の熱定数を決定することができ、しかも測定の環境条件に影響されることの少ないレーザフラッシュ法を用いた熱定数の解析方法を提供する。【解決手段】 熱拡散率、比熱、及びビオー数からなる熱定数のそれぞれを予め考えられる初期値に設定すると共に、いずれか1つの熱定数の値の近傍に複数の候補値を設定して、候補値のそれぞれについて理論温度応答を計算し、理論温度応答からそれぞれの候補値に対応する理論時定数を求め、実測温度応答から求められる実測時定数と理論時定数との差の絶対値を最小とする候補値によりいずれか1つの熱定数の値を更新する。
請求項(抜粋):
熱拡散率及び比熱が未知の一層を含む多層材料に、その表面側からレーザフラッシュを照射して、そのときに得られる裏面側の実測温度応答と、熱拡散率、比熱、及びビオー数を変数として含む理論温度応答との偏差を比較し、前記熱拡散率、比熱、及びビオー数を求めるレーザフラッシュ法を用いた熱定数の解析方法において、前記熱拡散率、比熱、及びビオー数からなる熱定数のそれぞれを予め考えられる初期値に設定すると共に、いずれか1つの熱定数の値の近傍に複数の候補値を設定して、該候補値のそれぞれについて理論温度応答を計算し、該理論温度応答からそれぞれの前記候補値に対応する理論時定数を求め、前記実測温度応答から求められる実測時定数と該理論時定数との差の絶対値を最小とする候補値により前記いずれか1つの熱定数の値を更新することを特徴とするレーザフラッシュ法を用いた熱定数の解析方法。
IPC (2件):
G01N 25/18 ,  G01N 25/20
FI (2件):
G01N 25/18 J ,  G01N 25/20 Z
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (1件)
  • 特公平7-018827

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