特許
J-GLOBAL ID:200903067135729089
回転速度検出装置付転がり軸受ユニット
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-251749
公開番号(公開出願番号):特開平10-096738
出願日: 1996年09月24日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】 限られた条件下で、センサ26の出力を最大にする。【解決手段】 エンコーダ19を構成する永久磁石21の内周面にはS極とN極とを、非着磁部分を介して交互に配置する。センサ26のステータ28は、1対の円輪板31a、31bと連結部材32とから成る。各円輪板31a、31bの外周縁部には、それぞれ凹凸端縁部34a、34bを設ける。これら両凹凸端縁部34a、34bの位相の違いに基づき、上記エンコーダ19の回転に伴って上記ステータ28に交番磁束が流れ、コイル30に電圧が惹起する。上記1対の円輪板31a、31bの間隔を3〜9mmの範囲として、上記ステータ28に流れる磁束の量を多くする。
請求項(抜粋):
回転側周面に回転側軌道を有し、使用時に回転する回転輪と、上記回転側周面と対向する静止側周面に静止側軌道を有し、使用時に回転しない静止輪と、上記回転側軌道と上記静止側軌道との間に転動自在に設けられた複数の転動体と、S極とN極とを円周方向に亙って交互に且つ等ピッチで配置した円環状又は円板状の永久磁石を含んで構成され、上記回転輪の一部に、この回転輪と同心に固定されたエンコーダと、上記静止輪に支持されてこのエンコーダを構成する永久磁石と対向するセンサとを備え、このセンサは、強磁性体製で上記回転輪及びエンコーダと同心に配置され、両端縁部を上記永久磁石に対向させた、円環状若しくは円弧状のステータと、このステータに添設されてこのステータ内を流れる磁束の変化に対応して電圧を惹起させるコイルとから構成されており、上記ステータの両端縁部にそれぞれ複数ずつの突出部及び切り欠きを、円周方向に亙り交互に且つ上記エンコーダに設けたS極及びN極と等ピッチで設ける事により、それぞれ凹凸端縁部を形成し、一方の端縁に形成した凹凸端縁部と他方の端縁に形成した凹凸端縁部とで上記突出部及び切り欠きの位相を、上記エンコーダに設けたS極及びN極のピッチの半分だけずらせる事により、上記一方の端縁に形成した凹凸端縁部を構成する各突出部がS極又はN極に対向する瞬間に、上記他方の端縁に形成した凹凸端縁部を構成する各突出部をN極又はS極に対向させる回転速度検出装置付転がり軸受ユニットに於いて、上記ステータの両端縁部にそれぞれ形成した1対の凹凸端縁部同士の最短距離を3〜9mmとした事を特徴とする回転速度検出装置付転がり軸受ユニット。
IPC (4件):
G01P 3/487
, F16C 19/00
, F16C 19/52
, F16C 41/00
FI (4件):
G01P 3/487 J
, F16C 19/00
, F16C 19/52
, F16C 41/00
引用特許:
前のページに戻る