特許
J-GLOBAL ID:200903067150561658

可逆熱変色性表示体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-106000
公開番号(公開出願番号):特開2004-025842
出願日: 2003年04月10日
公開日(公表日): 2004年01月29日
要約:
【課題】温度変化により相異なる多彩な像を現出させて、変色の妙味、意外性、マジック性、デザインの多様化等に優れ、顕著な視覚効果をもたらす可逆熱変色性表示体を提供する。【解決手段】加熱により発色し、降温により消色する加熱発色型可逆熱変色性顔料を含む加熱発色像と、加熱により消色し、降温により発色する加熱消色型可逆熱変色性顔料を含む加熱消色像とを支持体上に設した、或いは、前記加熱発色型可逆熱変色性顔料を含む加熱発色層と加熱消色型可逆熱変色性顔料を含む加熱消色層を積層した可逆熱変色性表示体であって、加熱発色型可逆熱変色性顔料として(イ)電子供与性呈色性有機化合物、(ロ)′没食子酸エステル類から選ばれる電子受容性化合物、(ハ)前記両者の呈色反応を特定温度で可逆的に生起させる、融点50°C未満のアルコール類、エステル類、ケトン類、及び炭化水素から選ばれる反応媒体を内包させたマイクロカプセル顔料を用いる。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
消色状態からの加熱により発色し、発色状態からの降温により消色する加熱発色型可逆熱変色性顔料を含む加熱発色像と、発色状態からの加熱により消色し、消色状態からの冷却により発色する加熱消色型可逆熱変色性顔料を含む加熱消色像とを支持体上に共存させてなる可逆熱変色性表示体において、前記加熱発色型の可逆熱変色性顔料が、(イ)電子供与性呈色性有機化合物、(ロ)′没食子酸エステル類から選ばれる電子受容性化合物、及び(ハ)前記両者の呈色反応を特定温度で可逆的に生起させる、融点50°C未満の、アルコール類、エステル類、ケトン類、及び炭化水素から選ばれる反応媒体を含む必須三成分を少なくとも内包させた、温度-色濃度曲線においてΔH値(ヒステリシス温度幅)が3〜40°Cの範囲にあり、平均粒子径0.5〜50μmのマイクロカプセル形態の加熱発色型可逆熱変色性顔料であることを特徴とする可逆熱変色性表示体。
IPC (4件):
B41M5/26 ,  B41M5/28 ,  G09F3/02 ,  G09F19/20
FI (4件):
B41M5/18 101A ,  G09F3/02 U ,  G09F19/20 ,  B41M5/18 112
Fターム (9件):
2H026AA07 ,  2H026AA09 ,  2H026BB02 ,  2H026BB33 ,  2H026DD01 ,  2H026DD03 ,  2H026DD43 ,  2H026FF01 ,  2H026FF05
引用特許:
審査官引用 (5件)
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