特許
J-GLOBAL ID:200903067197007128

自動車用ウインドモールの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-159035
公開番号(公開出願番号):特開平9-001626
出願日: 1995年06月26日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】【目的】 ガラス側上リップとガラス側下リップとが近接する部分について、二次処理を施すことなくそれら両リップを融着させる。【構成】 ガラス側上リップ7とガラス側下リップ8とを備えたウインドモール1であって、それら両リップ7,8間の距離をモール長手方向で変化させる。押出成形直後の長尺なウインドモール1を、そのガラス側下リップ8の下面を摺動面としてサイジング治具33の案内基準面34上を走行させてガラス側下リップ8をわずかに押し上げる。この押し上げ動作により、ガラス側下リップ8にくせ付けを施し、同時にガラス側上下リップ7,8を融着部12にて相互に融着させる。
請求項(抜粋):
ウインドガラスの周縁部に沿って装着されて、その長手方向で断面形状が変化する長尺なウインドモールにして、ウインドガラスの端面とこれに対向する車体パネル側の支持面との間に位置する脚部と、この脚部から前記支持面側に突出して該支持面に弾接する車体側リップと、前記脚部からウインドガラス側にそれぞれ突出して、そのウインドガラスの上面に圧接するガラス側下リップおよびこのガラス側下リップの上方に位置するガラス側上リップとを有し、ウインドモールの長手方向の特定部分で前記ガラス側下リップとガラス側上リップとの間の距離を脚部の高さとともに最小寸法から最大寸法へと連続的に変化させることによりそれらガラス側下リップとガラス側上リップおよび脚部とによって囲まれる部分にドリップ溝を形成するようにしたウインドモールの製造方法であって、前記ガラス側上下リップ間の距離が最小寸法のままで維持される均一断面モール部と、前記ガラス側上下リップ間の距離を最小寸法に維持したままでガラス側下リップが最小肉厚寸法から最大肉厚寸法へと連続的に変化する第1の断面変化モール部と、前記ガラス側下リップが最大肉厚寸法になった状態でガラス側上下リップ間の距離が脚部の高さとともに最小寸法から最大寸法へと連続的に変化する第2の断面変化モール部とを、長手方向で相互に一体のものとして連続的に押出成形する工程と、押出成形された各モール部を冷却する工程と、冷却工程の初期段階でガラス側下リップをその下面側から所定量だけ押し上げて、ガラス側下リップにくせ付けを施しながら少なくとも均一断面モール部のガラス側下リップとガラス側上リップとを相互に融着させる工程、とを含むことを特徴とする自動車用ウインドモールの製造方法。
IPC (4件):
B29C 47/12 ,  B29C 47/02 ,  B60J 1/02 ,  B29L 31:30
FI (3件):
B29C 47/12 ,  B29C 47/02 ,  B60J 1/02
引用特許:
審査官引用 (3件)

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