特許
J-GLOBAL ID:200903067212277552

セミソリッド鋳造用アルミニウム合金及びアルミニウム合金鋳物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 高橋 祥泰 ,  岩倉 民芳 ,  高橋 祥起
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-173905
公開番号(公開出願番号):特開2008-001954
出願日: 2006年06月23日
公開日(公表日): 2008年01月10日
要約:
【課題】スラリー中のAl-Si共晶粒のサイズを500μm以下に抑えることができるセミソリッド鋳造用アルミニウム合金、及びこれを用いた鋳物の製造方法の提供。【解決手段】Al-Si共晶粒が共晶マトリックス中に分散した複合共晶組織を有しているアルミニウム合金鋳物を、固相と液相とが共存した状態の溶湯であるスラリを用いて鋳造して製造するためのセミソリッド鋳造用アルミニウム合金であって、Si:9〜13%、Sr:0.003〜0.3%を含有し、さらに、Ti:0.03〜1%、Zr:0.03〜0.5%、Ni:0.1〜3%、Cr:0.1〜1%のうち1種又は2種以上を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなり、スラリを得る際のα-Al相が単独で晶出している区間の冷却速度を0.5°C/secとした場合に、スラリー中における共晶粒の大きさが500μm以下である。【選択図】なし
請求項(抜粋):
Al-Si共晶からなる粒状の共晶粒が、Al-Si共晶からなる共晶マトリックス中に分散した複合共晶組織を有しているアルミニウム合金鋳物を、固相と液相とが共存した状態の溶湯であるスラリを用いて鋳造して製造するためのセミソリッド鋳造用アルミニウム合金であって、 Si:9〜13%(質量%、以下同様)、 Sr:0.003〜0.3%を含有し、 さらに、 Ti:0.03〜1%、 Zr:0.03〜0.5%、 Ni:0.1〜3%、 Cr:0.1〜1%、 のうち1種又は2種以上を含有し、 残部がAl及び不可避的不純物からなり、 かつ、上記スラリを得る際のα-Al相が単独で晶出している区間の冷却速度を0.5°C/secとした場合に、上記スラリー中における上記共晶粒の大きさが500μm以下であることを特徴とするセミソリッド鋳造用アルミニウム合金。
IPC (2件):
C22C 21/02 ,  B22D 17/00
FI (3件):
C22C21/02 ,  B22D17/00 332 ,  B22D17/00 313
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示
審査官引用 (3件)

前のページに戻る