特許
J-GLOBAL ID:200903067242297620
リアルタイム制御方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
板垣 孝夫
, 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-431841
公開番号(公開出願番号):特開2005-190238
出願日: 2003年12月26日
公開日(公表日): 2005年07月14日
要約:
【課題】 リアルタイムタスクが待たされることなく非リアルタイムタスクをプリエンプトできるリアルタイム制御方式を提供することを目的とする。【解決手段】 リアルタイム処理が必要なリアルタイムタスクと、リアルタイム処理が必要でない非リアルタイムタスクが混在するシステムにおいて、非リアルタイムタスクを実行中にリアルタイムタスク起床割込みが入るとこれを処理し(ステップ101)、続いて非リアルタイムタスクがプリエンプト禁止区間を実行中か否かを判定し(ステップ102)、プリエンプト禁止区間を実行中と判定すると、非リアルタイムタスクがプリエンプト禁止区間で行った処理を破棄し、リアルタイムタスクにプリエンプトさせる(ステップ104)。プリエンプトされた非リアルタイムタスクは、ステップ105にて再び実行権を得たときは、ステップ107にてプリエンプト禁止区間の先頭から処理をやり直す。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
リアルタイム処理が必要なリアルタイムタスクと、リアルタイム処理が必要でない非リアルタイムタスクが混在するシステムにおけるリアルタイム制御方式において、
非リアルタイムタスクを実行中に、リアルタイムタスク起床要求割込みを処理するステップと、
実行中の非リアルタイムタスクがプリエンプト禁止区間を実行中か否かを判定するステップと、
プリエンプト禁止区間を実行中と判定すると、プリエンプト禁止区間でリアルタイムタスクによってプリエンプトされたことを記録するフラグをセットするステップと、
リアルタイムタスクが、実行をプリエンプトするステップと、
前記リアルタイムタスクが終了すると、前記プリエンプトされた非リアルタイムタスクが実行権を再取得するステップと、
前記フラグがセットされているか否かを判定するステップと、
前記フラグがセットされていると判定すると、前記非リアルタイムタスクの処理を前記プリエンプト禁止区間の先頭から再開するステップと、
前記フラグがセットされていない判定すると、前記非リアルタイムタスクの処理をプリエンプトされた箇所から再開するステップと
を備えたことを特徴とするリアルタイム制御方式。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (3件):
5B098GA01
, 5B098GA04
, 5B098GC01
引用特許:
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