特許
J-GLOBAL ID:200903067298459682

動圧溝の電解加工用電極およびそれを用いた動圧溝の加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河▲崎▼ 眞樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-393737
公開番号(公開出願番号):特開2003-191133
出願日: 2001年12月26日
公開日(公表日): 2003年07月08日
要約:
【要約】【課題】 所定の加工精度を長期にわたって安定して維持することのできる動圧溝の電解加工用電極およびそれを用いた動圧溝の加工方法を提供する。【解決手段】 電極工具1表面に、動圧溝11b形状に対応した加工パターン(導電部10a)を形成するため、加工パターン以外の領域に深さDが0.1mm以上の凹部10bを形成する。この構造により、凹部10bに対向する被加工物11表面(丘部11a)は電解加工による溶出作用をほとんど受けず、絶縁体による被覆を形成する必要がない。従って、絶縁体の剥離に起因する加工形状の不良や電気的短絡等がなく、所要の加工精度を長期にわたって安定して維持することができる。また、凹部10bに対向する被加工物11の丘部11aにも微弱な電流が流れ、表面の微小な突起等が選択的に除去されることから、被加工物11表面の面粗度を改善する効果も併せて奏することができる。
請求項(抜粋):
表面に動圧溝を形成すべき被加工物と、所定パターンの導電部が表面に形成されてなる電極とを、電解液中に対向させて浸漬するとともに、この電解液を被加工物と電極との間に流動させつつ、これら被加工物と電極とを加工用電源の正極および負極にそれぞれ接続して電流を流すことによって、被加工物表面に電極の導電部のパターンに対応した形状の動圧溝を形成する電解加工用電極において、前記電極は導電性材料のみで構成され、かつ、その表面には上記所定パターン以外の領域に深さが0.1mm以上の凹部が形成されていることを特徴とする電解加工用電極。
IPC (2件):
B23H 3/04 ,  F16C 17/00
FI (2件):
B23H 3/04 Z ,  F16C 17/00 A
Fターム (7件):
3C059AA02 ,  3C059AB01 ,  3C059DA01 ,  3C059DC01 ,  3J011AA04 ,  3J011CA02 ,  3J011DA02
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)

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