特許
J-GLOBAL ID:200903067389920307

遅延ポンプ機構およびポンプ式製品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 治幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-335345
公開番号(公開出願番号):特開2008-230699
出願日: 2007年12月26日
公開日(公表日): 2008年10月02日
要約:
【課題】利用者の操作によって当該利用者の両手へ容器内容物を放出可能なポンプ機構を提供する。【解決手段】利用者の押下げ操作にともなうピストン群(2,4,8)の下動によって、上流側充填室Aの内容物は環状下側ピストン(9)および外側コイルスプリング(10)を下動させながら下流側充填室Cに流入する。操作ボタン1を離すとピストン群は、外側コイルスプリングおよび内側コイルスプリング(11)の復帰力によって、充填室Cの吐出弁(8d,2c)を閉状態に維持したまま上動する。このとき容器内容物が吸上げられる充填室Aの小径流入口(5d)の流入抵抗により放出開始地点までの上動時間をかせいでいる。環状上側ピストン(8)の外側上面部分(8e)がカラーリング(7)の下端面部分(7b)に当接して吐出弁が開くと、充填室Cの内容物は環状下側ピストンおよび外側コイルスプリングの押出し作用で外部空間に放出される。【選択図】図4
請求項(抜粋):
容器内容物が、利用者の放出操作終了時点よりも遅延して外部空間に放出される機能を備えた遅延ポンプ機構であって、 前記放出操作のための操作部と、 前記放出操作により、内容物の吸込弁から中間弁までの間の内容物圧力が増加する上流側空間域と、 前記内容物圧力の増加に応じて前記上流側空間域の前記中間弁が開くことにより、当該上流側空間域の内容物が、外部空間に放出されることなしに流入する下流側空間域と、 前記放出操作の終了にともない、前記下流側空間域を、その吐出弁が閉じて内容物が収納された状態のまま所定位置まで変位させて、その後、当該吐出弁が開いて当該内容物を前記外部空間に放出する遅延作動手段と、 を備えたことを特徴とする遅延ポンプ機構。
IPC (3件):
B65D 83/76 ,  B05B 11/00 ,  F04B 9/14
FI (4件):
B65D83/00 K ,  B05B11/00 101K ,  B05B11/00 101G ,  F04B9/14 B
Fターム (18件):
3E014PA01 ,  3E014PB01 ,  3E014PC03 ,  3E014PD11 ,  3E014PE02 ,  3E014PE04 ,  3E014PE05 ,  3E014PE06 ,  3E014PE08 ,  3E014PE09 ,  3E014PF10 ,  3H075AA01 ,  3H075BB03 ,  3H075CC36 ,  3H075DA04 ,  3H075DA06 ,  3H075DA09 ,  3H075DB13
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 実開平2-137958号公報
審査官引用 (1件)
  • 液体取出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-018701   出願人:株式会社染井

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