特許
J-GLOBAL ID:200903067430904461

一液型オルガノポリシロキサンゲル組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小島 隆司 ,  重松 沙織 ,  小林 克成 ,  石川 武史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-245345
公開番号(公開出願番号):特開2006-063142
出願日: 2004年08月25日
公開日(公表日): 2006年03月09日
要約:
【課題】 室温における付加反応が有効に抑制され、保存安定性が長期にわたって維持され、更に従来と比較して、低温で短時間の硬化が可能である一液型オルガノポリシロキサンゲル組成物を提供する。【解決手段】 分岐構造のアルケニル基含有オルガノポリシロキサンと、分子鎖末端に珪素原子に結合した水素原子を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンと、付加反応を促進する白金系触媒を含む一液型オルガノポリシロキサンゲル組成物において、付加反応触媒として、アルケニル基含有シラン又はアルケニル基含有オルガノシロキサンを配位子とする白金錯体と、亜リン酸エステルと、珪素原子に結合した水素原子を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンとの特定量からなる混合物を30°C〜120°Cの温度で加熱熟成したものを用い、更に有機過酸化物を併用する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
(A)R2SiO単位:80.0〜97.0モル%、 RSiO1.5単位:1.0〜10.0モル%、 (CH3)2(CH2=CH)SiO0.5単位:0.1〜4.0モル%、及び (CH3)3SiO0.5単位:0.5〜10.0モル% [但し、これらの単位の合計は100モル%であり、これらの単位を表す前記各単位式において、Rはメチル基、フェニル基、又は式:RfCH2CH2-(Rfは、鎖中にエーテル結合性酸素原子を有していてもよいパーフルオロアルキル基である。)で表される基である。] からなり、1分子中に含まれる複数のRは同一又は異なる、オルガノポリシロキサン:100質量部、 (B)下記平均組成式(1) R1aHbSiO(4-a-b)/2 (1) (式中、R1は脂肪族不飽和結合を有さない非置換又は置換の1価炭化水素基であり、また、aは0.7〜2.2、bは0.001〜1.0で、かつa+bが0.8〜3.0を満足する正数である。) で表され、分子鎖末端に珪素原子に直結した水素原子を少なくとも1個有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン:(A)成分中のビニル基1個に対して、珪素原子に結合した水素原子を0.1〜5個与える量、 (C)下記(C-1)〜(C-3)からなる混合物を、30°C〜120°Cの温度で加熱熟成した付加反応触媒:(A)及び(B)成分の合計質量に対して、白金原子として0.1〜1,000ppm与える量、 (C-1)アルケニル基含有シラン又はアルケニル基含有オルガノシロキサンを配位子とする白金錯体:白金錯体中の白金原子として1当量、 (C-2)下記一般式(2) P(OR2)3 (2) 〔式中、R2は独立に非置換もしくは置換の1価炭化水素基及び式:-R3-[O-P(OR2)2]x(式中、R2は前記の通り、xは1〜3の整数であり、R3は鎖中にエーテル結合性酸素原子を有していてもよい炭素数2〜20の2〜4価の炭化水素基である。)から成る群より選ばれる少なくとも1種の基である。〕 又は下記一般式(2’)
IPC (2件):
C08L 83/07 ,  C08L 83/05
FI (2件):
C08L83/07 ,  C08L83/05
Fターム (23件):
4J002CP042 ,  4J002CP043 ,  4J002CP141 ,  4J002EK039 ,  4J002EK049 ,  4J002EK059 ,  4J002EK069 ,  4J002EK089 ,  4J002EW068 ,  4J002EW088 ,  4J002EX006 ,  4J002EZ007 ,  4J002EZ009 ,  4J002FB090 ,  4J002FD010 ,  4J002FD142 ,  4J002FD146 ,  4J002FD153 ,  4J002FD157 ,  4J002FD159 ,  4J002FD208 ,  4J002FD209 ,  4J002GT00
引用特許:
出願人引用 (9件)
  • 米国特許第3,445,420号明細書
  • 米国特許第3,453,234号明細書
  • 米国特許第4,061,609号明細書
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審査官引用 (7件)
  • 特開平4-225066
  • 特開昭56-020051
  • 特開昭52-132064
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