特許
J-GLOBAL ID:200903067463691021
電動式パワーステアリング装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡部 正夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-264091
公開番号(公開出願番号):特開平9-104351
出願日: 1995年10月12日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【課題】 安価でありかつ簡素でありながら、軸受の安定した予圧調整を達成する電動式パワーステアリング装置を提供する。移動を有効に規制する電動式パワーステアリング装置を提供する。【解決手段】 軸受13の外輪13a、13bが、軸線方向に分かれた少なくとも2つの輪からなっており、円筒ねじ15が、該少なくとも2つの外輪を、ボール13cを介在させつつ互いに近接する方向に押圧するようになっている。従って、極めて短距離である、ボール13dと2つの輪13a、13bとの接触部間の部材のみの熱膨張が予圧変動に関与することとなるため、たとえエンジンルームが高温となっても、組立時に設定された予圧を安定して維持できることとなる。一方、従来予圧調整には一対の軸受が必要であるとされたが、このような軸受を用いれば、単一の軸受で予圧調整が可能となり、製造コストを減少させることができる。
請求項(抜粋):
ハウジングと、車輪を操舵する操舵機構に連結された操舵軸と、ハンドルに印加された回転力を、該操舵軸を長手方向に移動させるための力に変換する変換機構と、前記操舵軸に設けられたねじ手段と、該ねじ手段の少なくとも一部を取り囲む回転ナット手段と、該回転ナット手段と前記ねじ手段との間に形成された転動路内に連なって配置され、該回転ナット手段と前記ねじ手段との間で力を伝達するための複数のボールとからなるボールスクリュー手段と、該回転ナット手段を回転させる電動モータと、外輪と、該外輪と前記回転ナット手段との間に配置された転動体とからなり、前記回転ナット手段を前記ハウジングに対して回転自在に支持する軸受であって、前記外輪および前記内輪の少なくとも一方が、軸線方向に分かれた少なくとも2つの輪からなる軸受と、該少なくとも2つの輪を、該転動体を介在させつつ互いに近接する方向に押圧する予圧手段とからなる電動式パワーステアリング装置。
引用特許:
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