特許
J-GLOBAL ID:200903067467539895

遮蔽付き開放型超伝導磁石

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-037964
公開番号(公開出願番号):特開平11-283824
出願日: 1999年02月17日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 磁気共鳴イメージング(MRI)用途に有用な開放型超伝導磁石設計を提供する。【解決手段】 磁石10は、2つの隔設されているアセンブリ12及び28を有しており、好ましくはC字形を有している。各々のアセンブリは、縦方向の軸(18、34)を有していると共にボア(16、32)を包囲している真空密閉容器(14、30)と、ボアの内部で真空密閉容器の外部に配置されている磁化可能な磁極片(26、42)と、真空密閉容器の内部に配置されている超伝導主コイル(20、36)と、超伝導遮蔽コイル(22、38)と、磁化可能なリング(24、40)とを含んでいる。2つの磁極片の間には、磁化可能な実体経路は存在していない。好ましくは、リングは縦方向において主コイルと遮蔽コイルとの間に配置されている。
請求項(抜粋):
第1のアセンブリと第2のアセンブリとを備えた開放型超伝導磁石であって、前記第1のアセンブリは、(a1)第1のボアを包囲していると共に、全体的に縦方向に伸びている第1の軸を有している全体的にトロイド形の第1の真空密閉容器と、(a2)前記第1の軸と全体的に同軸状に整列していて、前記第1の真空密閉容器の内部に設けられていると共に、第1の主電流を第1の方向に流す全体的に円環形の第1の超伝導主コイルと、(a3)前記第1の軸と全体的に同軸状に整列していて、前記第1の超伝導主コイルより縦方向外側で前記第1の真空密閉容器の内部に設けられていると共に、第1の遮蔽電流を前記第1の方向とは反対の方向に流す全体的に円環形の第1の超伝導遮蔽コイルと、(a4)前記第1の軸と全体的に同軸状に整列していて、前記第1の真空密閉容器の内部に設けられていると共に、前記第1の超伝導主コイル及び遮蔽コイルから離隔して設けられている磁化可能で且つ全体的に円環形の第1のリングと、(a5)前記第1の軸と全体的に同軸状に整列していて、前記第1のボアの内部に且つ前記第1の真空密閉容器の外部に設けられている磁化可能で且つ全体的に円筒形の第1の磁極片とを含んでおり、また、前記第2のアセンブリは、(b1)第2のボアを包囲していると共に、前記第1の軸と全体的に同軸状に整列している全体的に縦方向に伸びている第2の軸を有していて、前記第1の真空密閉容器から縦方向に離隔して設けられている全体的にトロイド形の第2の真空密閉容器と、(b2)前記第2の軸と全体的に同軸状に整列していて、前記第2の真空密閉容器の内部に設けられていると共に、第2の主電流を前記第1の方向に流す全体的に円環形の第2の超伝導主コイルと、(b3)前記第2の軸と全体的に同軸状に整列していて、前記第2の超伝導主コイルより縦方向外側で前記第2の真空密閉容器の内部に設けられていると共に、第2の遮蔽電流を前記反対の方向に流す全体的に円環形の第2の超伝導遮蔽コイルであって、ここで、前記第1及び第2の超伝導主コイル同士が前記第1及び第2の超伝導遮蔽コイル同士よりも互いに縦方向に近接している、第2の超伝導遮蔽コイルと、(b4)前記第2の軸と全体的に同軸状に整列していて、前記第2の真空密閉容器の内部に設けられていると共に、前記第2の超伝導主コイル及び遮蔽コイルから離隔して設けられている磁化可能で且つ全体的に円環形の第2のリングと、(b5)前記第2の軸と全体的に同軸状に整列していて、前記第2のボアの内部で前記第2の真空密閉容器の外部に設けられていると共に、前記第1の磁極片から縦方向に離隔して設けられて、該第1の磁極片への磁化可能な実体経路を有していない磁化可能で且つ全体的に円筒形の第2の磁極片とを含んでいること、を特徴とする開放型超伝導磁石。
IPC (3件):
H01F 6/00 ZAA ,  H01F 27/36 ZAA ,  H05K 9/00 ZAA
FI (3件):
H01F 7/22 ZAA F ,  H01F 27/36 ZAA B ,  H05K 9/00 ZAA H
引用特許:
審査官引用 (9件)
全件表示

前のページに戻る