特許

J-GLOBAL ID：200903067536151225

廃石膏ボードの処理方法

発明者： 西重 良一
出願人/特許権者： 西重 良一
代理人 (1件)： 弁護士法人 衞藤法律特許事務所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-338654
公開番号（公開出願番号）：特開2005-104759
出願日： 2003年09月29日
公開日（公表日）： 2005年04月21日
要約：

【課題】 再石膏ボード等の建築用資材としての利用のみならず、プランター等の再生製品の作製や土壌固形剤、水分調整剤等として多岐にわたって再利用可能な廃石膏ボードの処理方法を提供する。【解決手段】 廃石膏ボードを粉砕する工程と、粉砕された廃石膏ボード粉をロータリーキルン炉で加熱して石膏ボードに含まれる夾雑物(イグロス)を焼成分離すると共に石膏分を乾燥して精練石膏を得る工程とを含む廃石膏ボードからの再生石膏の製造方法において、焼成温度及びロータリーキルン炉の回転数を調節することで、前記精練石膏に含まれる無水石膏(CaSO4)、半水石膏(CaSO4・1/2H2O)及び三分の二水石膏(CaSO4・2/3H2O)の割合を変化させる。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

廃石膏ボードを粉砕する工程と、粉砕された廃石膏ボード粉をロータリーキルン炉で加熱して石膏ボードに含まれる夾雑物(イグロス)を焼成分離すると共に石膏分を乾燥して精練石膏を得る工程とを含む廃石膏ボードのからの再生石膏の製造方法において、焼成温度及びロータリーキルン炉の回転数を調節することで、前記精練石膏に含まれる無水石膏(CaSO4)、半水石膏(CaSO4・1/2H2O)及び三分の二水石膏(CaSO4・2/3H2O)の割合を変化させることを特徴とする廃石膏ボードの処理方法。

IPC (2件)：

C04B11/036 ,  B09B3/00

FI (3件)：

C04B11/036 ,  B09B3/00 Z ,  B09B3/00 303Z

Fターム (11件)：

4D004AA16 ,  4D004AC05 ,  4D004BA02 ,  4D004CA04 ,  4D004CA30 ,  4D004CB09 ,  4D004CB13 ,  4D004CB34 ,  4D004DA02 ,  4D004DA06 ,  4D004DA13

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 廃却建材用石膏ボードの石膏・表皮の分離回収装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-057585   出願人：吉田工業株式会社
• 石膏ボード廃材の処理方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-215658   出願人：株式会社トクヤマ

審査官引用 (4件)

• 石膏ボード廃材の利用方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-140807   出願人：株式会社建材テクノ研究所
• 再生半水石膏の製造方法及び土壌固化材の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-306009   出願人：住友大阪セメント株式会社
• 石膏ボードの廃材から石膏を回収する方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-302299   出願人：吉野石膏株式会社
• 石膏ボード廃材の処理方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-215658   出願人：株式会社トクヤマ

引用文献：

審査官引用 (1件)

• セメント・セッコウ・石灰ハンドブック, 19951101, 第1版, 第138-143頁