特許
J-GLOBAL ID:200903067591270527

ABS用マイクロコンピュータの故障検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-300550
公開番号(公開出願番号):特開平8-156771
出願日: 1994年12月05日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】 アンチロックブレーキ制御を行うマイクロコンピュータ自身の故障を検出する。【構成】 速度センサ(S)よりのパルス信号を記憶するバッファ部(2A)と、前記パルス信号から各エッジを検出するエッジ検出部(2B)と、検出したエッジの中から立ち上がり、又は立ち下がりのエッジを検出するエッジ選出部(2C)と、選出したエッジ検出時の時刻を読み取るためのタイマ(2D)と、タイマ(2D)から読み取った時刻を取り込むキャプチャ動作部(2E)と、その時刻情報から判る各車輪速に基づき、車輪ロックが生じたかを判定する演算部(2F)とを有するABS用マイクロコンピュータの故障を検出する装置であって、パルス信号の入力時に割り込みが発生しない時、及びパルス信号の非入力時に割り込みが生じた時に、演算部(2F)以外の要素に故障が生じたと判定する。
請求項(抜粋):
4つの速度センサ(S1〜S4)より得たパルス信号を記憶するバッファ部(2A)と、そのバッファ部(2A)に記憶のパルス信号から各エッジを検出するエッジ検出部(2B)と、検出したエッジの中から立ち上がりエッジもしくは立ち下がりエッジを検出するエッジ選出部(2C)と、選出したエッジの検出時の時刻を読み取るためのタイマ(2D)と、タイマ(2D)から読み取った時刻を取り込むキャプチャ動作部(2E)と、パルス検出時に割り込み処理でその時刻情報に基づき、各車輪速を検出し、更に、各車輪速に基づき、車輪ロックが生じたかを判定する演算部(2F)とを有するABS(アンチロック・ブレーキ・システム)用マイクロコンピュータ(2)に故障が生じたかを検出する装置であって、前記バッファ部(2A)にパルス信号が入力されている時に、演算部(2F)に割り込み信号が発生しているかを監視し、パルス信号の入力時にも拘わらず割り込みが発生しない場合には、上述のバッファ部(2A)、エッジ検出部(2B)、エッジ選出部(2C)、タイマ(2D)およびキャプチャ動作部(2E)に故障が生じたと判定し、制動システムにフェイルセーフ信号を送出する故障検出部を備えたことを特徴とするABS用マイクロコンピュータの故障検出装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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